昨年のような大雪こそなかったものの、今年の冬は長く重く感じられました。いまだに膝掛や湯たんぽが手放せないというのに、桜が満開です。
まずは4月の観劇予定から。
*劇団チョコレートケーキ第25回公演 『追憶のアリラン』 (1,2,3,4,5,6)
快進撃を続ける「劇チョコ」が、東京芸術劇場シアターイーストで新作の公演を行う。
敗戦直後の朝鮮半島で暮らす日本人に何が起こったか。 タイニイアリスでかの国にまつわる舞台を2本みたあとだけに(1,2)、心を引き締めて。
*平成中村座
本日4月1日開幕!浅草寺の境内にあの芝居小屋がよみがえる。十八代目中村勘三郎の遺志を継ぐ役者たちが勢ぞろい、ゆかりの演目に挑む。
*劇団民藝 『冬の時代』 (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16)
戯曲を読んだとき、『夏 南方のローマンス』や『審判』などにくらべて、どういうわけか読みづらかった記憶がある。舞台はどうであろうか。
*水素74% 『誰』
作・演出の田川啓介が、劇団掘出者時代に初演(ワンダーランド掲載の拙稿はこちら)した作品である。2009年春当時はいまほどスマートフォンが普及しておらず、ツイッターやfacebookなどのSNSも同様であった。2015年によみがえる、いやあらたに示される若者たちの心の様相は?
*こまつ座『小林一茶』
そして句会の予定と兼題は以下のとおり。 (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18)
*本部句会 「駒鳥」または「葭切」(よしきり)、「若鮎」、「春筍」
*演劇人句会 「御影供」(みえいく)、「鳥帰る」
*金星句会 「春燈」、「菜の花」
*木挽町句会 「春昼」
いまふと怖くなったのは、兼題を記そうとしたとき、ほとんど覚えていなかったことだ。つまり今月はこの季語で俳句をつくるのだという意識がすでにないという・・・いけないなあ。句会が月3回になり、早くも流されそうになっているのかもしれない。自戒しつつ楽しくやりましょう。
それにしても4月の兼題、どれもむずかしい!
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