本校は,昭和57年4月1日に開校いたしました。
次年度は,節目となる40周年を迎えます。
開校当初の児童生徒数は,118名。
今年度は,291名(5月1日現在)。
スクールバスは,5台から10台に増えました。
これまで本校の歴史に携わってこられた卒業生や保護者の皆様,教職員が集まる機会,「同窓会」が今年度はコロナ禍により中止となってしまいました。残念に思われた方がたくさんいらっしゃるものと推察いたします。
現在,日本の日々の感染者数は千人を下回り,小康状態の様相ですが,諸外国では感染のぶり返しが見て取れます。一日でも早く,終息してほしいと願うばかりです。
さて,Withコロナと称される今日,学校の行事や日々の授業の在り方が問われています。
知的障害教育では,これまで「生活に根差した体験的な活動」や「人とのかかわり」を大切にしてきました。
しかし,様々な学校行事の中止や変更,そして,マスク着用やソーシャルディスタンスを取りながらの授業を余儀なくされています。
今後も,感染症対策を講じながらの教育実践は,しばらく続くと思いますが,Withコロナにおいても,知的障害教育が大切にしてきたことを継承していくことに変わりはありません。
多くの教員が知恵を出し合い,教育活動の内容や方法などを工夫して,子どもたちの学びを充実させていくことが求められています。
本校でも,疑似体験活動を多く取り入れたり,同時双方向型のオンラインを活用したりするなど,皆で話し合って年間指導計画を修正しました。今後も,試行錯誤を重ねながらになるかもしれませんが,よりよい学びにつながるように努めてまいります。
話はそれましたが,そろそろ,次年度の40周年に向けて,おおよその内容を検討する時期となりました。
まずは,新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた上で,何ができるのかを考えていくことになります。
詳しいことが決まりましたら,お知らせしてまいります。
10月30日(大森)