本当に早いもので、本日、今年度の修了式をオンランで行いました。学年の代表児童生徒に修了証を渡しました。この修了証は、皆さんがこの1年間日々努力を積み重ねた証です。1年前と比べて、落ち着いて授業を受けられるようになり、コミュニケーションも上手になり、いろいろなことを体験して、体も心もひと回り成長しました。
修了式では小学部5年生の立野碧空さん、中学部2年生の川島優奈さん、高等部2年生の今井咲菜さんの3名が、今年度頑張ったことについて各部の代表として発表しました。発表の原稿を載せてありますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
さて、昨日はWBCの準決勝で、日本がメキシコにサヨナラ勝ちをしたので、今日は野球の話をしていた生徒たちも少なくなかったようです。素晴らしい試合で、泣けた一戦でした。今日のアメリカとの決勝にも勝ち、日本は世界チャンピオンになりました! どんな状況になっても「決してあきらめてはいけない!」ということを教えてくれた大会でした。
4月からは、1つ学年が上がって、お兄さん、お姉さんになります。次の新しい目標に向かって、自分の可能性を信じて、あきらめることなく一歩一歩前進してほしいと願っています。
今日で2学期が終了し、今年も残すところ10日あまりとなりました。本当にはやいものです。
最も長い2学期でしたが、学校全体としては新型コロナウイルス感染症の大きな影響なく、学校行事等を実施することができました。保護者の皆様方には、ご理解とご協力を賜り心からお礼申し上げます。
今年は、小学部・中学部・高等部の全学部の修学旅行を実施することを、一つの目標としていました。高等部は、5月の予定を延期することとなりましたが、どの学部ともに修学旅行に行けたことに、胸をなでおろしているところです。
また、9月から11月にかけて、感染が広がらなかったということもあり、修学旅行のみならず、宿泊学習、遠足、校外学習等の活動も実施することができました。久しぶりに校外での学習に取り組むことができ、机上の学習では学ぶことができない経験をすることができました。改めて体験的な学習の意義の大切さを感じました。
さらに、今年はスポーツイベントの年でした。小学部の体育集会、中学部のスポーツ集会、高等部のスポーツフェスタと学部ごとに分けて、年齢に応じた内容にしました。特に高等部は、学年対抗ということもあり、勝敗を意識ながら一所懸命に頑張っていたのが印象的でした。
2学期も色々とご理解ご協力くださりましたことに感謝申し上げます。日々の学習や行事等の経験をしながら、子どもたちは一歩一歩成長していきます。今年も、子どもたちの成長を感じることができる1年だったと思います。
寒い毎日が続きますが、健康管理にご留意いただき、どうぞよいお年をお迎え下さい。1月に元気な子供たちに会えることを楽しみにしております。
終業式に、「2学期に頑張ったこと」と題して、学部を代表して3人の児童生徒の皆さんが発表しました。みなさん、堂々と発表することができました。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
いよいよ2023年がはじまりました。
我が国で新型コロナウイルス感染症の影響が出始めたのは、2020年(令和2年)に入ってからです。3月、日本全国で臨時休校になったのがこの年でした。withコロナの状況が続きますが、今年も、児童生徒・教職員ともに『挑戦』・『自律』・『対話』を大切にして、一歩一歩前進してまいりたいと考えておりますので、今年も保護者の皆様のご理解ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
始業式では、子どもたちに大切にしてほしいと思っている言葉、「ありがとう」と「感謝の心」について話をしました。「ありがとう」、この一言には、とても大きな力があること。「ありがとう」と相手に伝えることで、相手も、そして自分にも幸せな気持ちが広がっていくこと。家族や友達に「ありがとう」を伝えることによって、日常が感謝であふれ、それが自然と自分にとっての幸せにあふれる日々につながる・・・そんな話をしました。
また、小学部2年生、中学部1年生、高等部3年生の代表者が3学期の抱負を発表しました。「自分から行動できるようにする」、「難しい曲が弾けるようにチャレンジしたい。」、「漢字検定2級合格に向けて頑張る。」、「前向きな考え方をするように心がけ、落ち込まないようにする」などなど、新しい年にふさわしい素晴らしい抱負を発表してくれましたので、ご覧いただきたいと思います。
昨年の2学期は臨時休業スタートとなってしまいましたが、今年は予定通り2学期を迎えることができたのでホッとしています。昨日まで静かだった学校に、子どもたちの明るい笑顔と元気な声が戻ってきました。子どもたちは元気に登校し、夏休みの楽しかった出来事を思い思いに先生や友達に話していました。いつの時代も、子どもたちにとって夏休みは格別なのでしょう。
現在のところ、校外学習、遠足、宿泊学習、修学旅行などの行事については予定通り進めていきたいと考えています。また、今年は運動会の年になります。運動会といってもコロナウイルス感染症対策のために全体では行わず、小学部は体育集会、中学部はスポーツ集会、高等部はスポーツフェスタという名称で、各部ごとに取り組んでいくことにいたしました。ご理解のほどよろしくお願いいたします。運動が苦手な児童生徒もいることと思いますが、自分の力を精一杯発揮してほしいと思っています。
最後にコロナウイルス感染症の状況についてです。7月・8月の2か月間で約40人の児童生徒と職員が感染し.た状況となりました。本県においても連日多くの新規感染者が出ている状況が続いております。今後も、できる限りコロナウイルス感染症対策を行いながら、教育活動を進めて参りますので今学期もどうぞよろしくお願いいたします。
なお、校内で陽性者が判明した場合、今後も学校でPCR検査を行っていく予定ですが、陽性者の判明が連日続くような状況になった場合には、学校でPCR検査は行わずに、学級閉鎖等の対応をとらせていただきますので、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
校長 十河克次
3月11日の午前中に中学部、午後に高等部、16日午前中に小学部の卒業式を行いました。そして本日22日、オンラインで修了式を行い、学年ごとに修了証を渡しました。本当に早いもので、今年度の1年間を終えました。
修了式では小学部5年生の野澤龍太郎さん、中学部2年生の鹿野咲依さん、高等部2年生の飯塚飛天さんの3名が、今年度頑張ったことについて発表してくれました。1年間、自分が頑張ったことを、堂々と発表することができていました。いろいろな経験が、一人一人の自信につながっていることを改めて感じることができました。下記に発表の原稿を載せてありますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
さて、3学期が始まって早々、オミクロン株の感染が始まり、あっという間に感染が拡大し、本校においても陽性者が発生する状況となりました。保護者の皆様にとりましても、見通しがもてない中、ご心配やご不安の日々が続いたことと思います。臨時休業や分散登校へのご対応、また、PCR検査へのご協力、濃厚接触等による自宅待機等、様々な状況に対するご理解とご協力を賜りましたことに心からお礼申し上げます。
子どもたちは一年一年、心も体も成長していきます。1年前と比べ、子どもたちは心も体も一回り大きくなったと感じます。その成長の歩みには個人差があります。大きい時もあれば、小さい時もありますが、他の児童生徒と比べることなく、お子さん自身の成長を見ていただきたいと思います。その成長が小さくても大きくても、保護者の皆様とともに見守り、喜び合える私たち職員でありたいと思っています。
始業式、元気な子どもたちの笑顔を楽しみにしております。今年度、ご理解ご協力いただきましたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。4月からも、どうぞよろしくお願いいたします。
伊奈特別支援学校長 十河 克次