今年度も、学年やコースごとの担当教員で集まって、児童生徒への支援方法について考えました。インシデントプロセス法と付箋紙法を活用したケース会議です。一人の児童生徒について学年やコースの担当教員みんなでじっくりと考えることで、多角的に見たり考えたりする力を養うと同時に、児童生徒について共通理解を図り、同じ方向を向いて支援することを目指します。
ケース会議では、まず担任から児童生徒の困り感を発表しました。参加した教員全員からアセスメントのための質問をし、それに対して担任が答えました。その内容を踏まえて、児童生徒の困り感を軽減するための代替行動や支援方法を各自が付箋紙にメモをして、参加者みんなで共有しました。具体的にどんな場面でどんな支援をしていこうか、様々な意見をもとに明日からの支援方針・支援方法を検討することができました。