3月11日の午前中に中学部、午後に高等部、16日午前中に小学部の卒業式を行いました。そして本日22日、オンラインで修了式を行い、学年ごとに修了証を渡しました。本当に早いもので、今年度の1年間を終えました。
修了式では小学部5年生の野澤龍太郎さん、中学部2年生の鹿野咲依さん、高等部2年生の飯塚飛天さんの3名が、今年度頑張ったことについて発表してくれました。1年間、自分が頑張ったことを、堂々と発表することができていました。いろいろな経験が、一人一人の自信につながっていることを改めて感じることができました。下記に発表の原稿を載せてありますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
さて、3学期が始まって早々、オミクロン株の感染が始まり、あっという間に感染が拡大し、本校においても陽性者が発生する状況となりました。保護者の皆様にとりましても、見通しがもてない中、ご心配やご不安の日々が続いたことと思います。臨時休業や分散登校へのご対応、また、PCR検査へのご協力、濃厚接触等による自宅待機等、様々な状況に対するご理解とご協力を賜りましたことに心からお礼申し上げます。
子どもたちは一年一年、心も体も成長していきます。1年前と比べ、子どもたちは心も体も一回り大きくなったと感じます。その成長の歩みには個人差があります。大きい時もあれば、小さい時もありますが、他の児童生徒と比べることなく、お子さん自身の成長を見ていただきたいと思います。その成長が小さくても大きくても、保護者の皆様とともに見守り、喜び合える私たち職員でありたいと思っています。
始業式、元気な子どもたちの笑顔を楽しみにしております。今年度、ご理解ご協力いただきましたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。4月からも、どうぞよろしくお願いいたします。
伊奈特別支援学校長 十河 克次