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ゴウ先生、歌舞伎座デビューを果たす

2013年04月05日 06時10分31秒 | 歌舞伎

昨日、歌舞伎座で芝居を見物してきました。もちろん、初めてです。

6時10分開演の第三部に間に合うように、5時35分に地下鉄日比谷線の東銀座駅から地上に出ました。そしたら、ものすごい人の波です。第二部を見た人と第三部を見る人が、あの狭い歩道にひしめき合っています。新橋演舞場や国立劇場のように、正面玄関の前に広いスペースがありませんから、それはもうとんでもない混雑。とてもすんなり入場できそうにありません。あの人ごみの中で待っているだけで、疲れそうです。

というわけで、逃げ出さねば、身がもちません。小腹もすいていましたから、軽くそばでも食べたくなります。となれば、演舞場に通った3年間お世話になったゆで太郎銀座5丁目店に行くのが、義理というものでしょう。もちろん、絶対に空いているという予想もあります。行くと、案の定、ガラガラです。先客は、ふたりしかいません。もりそば260円也をササッと手繰って、ほどよい満腹感。実際、9時40分過ぎの幕引きまでもちました。

ゆで太郎から戻ると、ずいぶんひとが減っています。すんなり入場。今日の席は、3階A席です。2月に購入したら、3月中旬に次のチケットが送られてきました。

ちょっとした記念品。大切にさせてもらいます。

1階で、筋書を買おうとしますが、そこも列ができています。というわけで、ずかずかと1階席を見に行きます。

舞台まで行きましたが、傷が少なくてとてもきれいでした。これからこの舞台で名演が繰り広げられた結果、いっぱい傷がついていくのでしょう。舞台の傷は、劇場の誇りですから。

1階席から見た雰囲気は、前の歌舞伎座と一緒。大きさも客席の傾斜も変わらない気がします。照明具合も、同じ印象です。すべてLEDによるものらしいのですが、柔らかな色あいで華やか。椅子には、1階席の場合、歌舞伎座の紋が入っています。

新しい歌舞伎座にはエスカレーターもエレベーターもついています。上り下りが、とても楽になりました。そこで、筋書(1500円也)を買うと、エスカレーターで3階まで。席は、最も上手の最前列です。舞台中央を見下ろすと、こんな感じです。楽に花道七三が見られます。

少し身体を乗り出すと、こんな風です。

それにしても、できたてですから、とてもきれい。埃もついていないし、傷もありません。演舞場は、これから比べれば、本当に汚いです。

さて、椅子です。仕様は、どの席も同じように見えました。

幅も、デブの小生でも楽に座れます。演舞場よりもはるかに楽だし、国立劇場よりも広く感じます。前後のスペースも、その両方の劇場よりも広く思えます。ただし、1階席のような紋入りのカバーはつきません。

こうなると、幕見席からだとどう見えるか、気になります。本当に花道七三が見えるのでしょうか。3階B席の最後列まで行ってみました。すると、ご覧のように花道七三がちゃんと見えるのです。

これはいいです。しかも、見た限り、席も3階席と同じ仕様。今月の場合、ひと演目2000円で見られますから、利用してみたくなります。ただし、チケットを手に入れるためには、相当長時間並ぶことを覚悟しないといけませんが。

さて、第三部は、片岡仁左衛門・中村吉右衛門共演の『盛綱陣屋』と松本幸四郎・尾上菊五郎共演の『勧進帳』という重量級時代物狂言の組み合わせ。

詳しいレビューは、裏ブログに書きますが、前者は絶品。おそらくこれだけ感動的な『盛綱陣屋』は、当分見られないはず。もう一度幕見したいと思います。

後者は、幸四郎ファンが多くて盛りあがっていましたた。かなり高水準の『勧進帳』で、十分に楽しめるのですが、あの『盛綱陣屋』のあとでは分が悪い。前者がA+++評価だとすると、後者はA評価にとどまります。

終演、9時45分。大いに満足できた3時間35分でした。歌舞伎って、やっぱり楽しいです!

今度の月曜日は、第一部と第二部。今度は、今回行かなかった場所に行ってきます。

 

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