夢と希望と笑いと涙の英語塾

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飲んだら乗るな、飛行機に

2005年12月31日 10時52分57秒 | 離煙ニュース: 国内編
年末・年始になると、街に酔っ払いがあふれ、周囲に迷惑をかける風景にしばしば出くわします。歩きタバコも困りますが、酔っ払いもうんざりです。酒量をわきまえて楽しめばよいのですが、出来ない人がやはりいます。

アメリカでは公衆酩酊罪(public intoxication)というものがあって、許可されていない野外でアルコールを摂取したり、酔っ払って大声を出したりすると、逮捕されることがあるのです。そろそろ日本にもそうしたものが必要なのかもしれません。

そんな折りも折り、日本とイギリスで飛行機の運航に支障を与えるヨッパライが登場してきました。まずは、日本から。

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朝日新聞:酒に酔った乗客、全日空機を遅らす 携帯電話使用や喫煙

2005年12月30日01時54分

 29日夜、羽田発福岡行き全日空267便の機内で、酒に酔った男が乗員の要請を無視して携帯電話を使うなどしたため、出発が約1時間遅れた。

 男は再三警告を受けて電話の電源を切ったが、今度はたばこをぷかぷか。同機は滑走路へ向かっていたが、機長判断で搭乗ブリッジに引き返して男を降ろした。

 離陸直前、機長は乗客に「最短距離を全速力で福岡へ向かいます」とアナウンスした。

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酒を飲む人の多くが、タバコを吸います。おかげで、ゴウ先生のようなタバコ嫌いな人は普通の居酒屋など行けはしません。しかし、飛行機の中でこうだとは、あきれ返ってモノも言えません。全日空機長の英断に拍手を送りましょう。

と同時に、飲酒に対してあまりに寛容すぎる日本の風土をもうそろそろ改めることを提案させてもらいます。

しかし、イギリスに行くと、もっと過激です。

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機内で酔って迷惑行為の男性、大西洋の小島に降ろされる (朝日新聞) - goo ニュース

2005年12月30日 (金) 20:29

 英国から大西洋のリゾート地へ向かっていた民間航空機が27日夜、男性乗客(53)が機内で酔って客室乗務員らにからんだため、目的地の手前にある小島の飛行場に緊急着陸し、この客を強制的に降ろして飛び去った。30日付の英国各紙が報じた。

 ガーディアン紙によると、マンチェスター発でスペイン領カナリア諸島のテネリフェ行きモナーク航空機。アイルランド国籍で英中部に住んでいるとみられる男性が、離陸後まもなく酒を要求して断られたことに立腹して暴言を繰り返し、再三の警告も無視したという。このため、巡航高度に達した段階で機長は緊急着陸を決断。ポルトガル領マデイラ諸島のポルトサント島(人口約5000人)に降り、男性を地元警察に引き渡したという。


客室乗務員に悪態ついた男、大西洋の小島に置き去り (ロイター) - goo ニュース

2005年12月30日 (金) 18:52

 [ロンドン 30日 ロイター] 英国北部からスペインのテネリフェ島に向かう飛行機で、男性乗客1人が客室乗務員に悪態をついたため、ポルトガルの小島に置き去りにされた。30日付の英紙デイリー・メールが報じた。男性はアルコールのおかわりを断られたことに腹を立てたという。

 飛行機は、途中で航路を変更してその島まで行き、そこで男性を置き去りにした。

 男性は空港で警察と面会し、来年1月にポルトガル本国の裁判所に出頭するよう命じられた。

 男性が置き去りにされたポルトサント島は、縦16キロ・横7キロの小島。ホテルが6軒、砂浜も数えるほどしかなく、観光客にもほとんど知られていない。

 飛行機は約4時間遅れで目的地のテネリフェ島に到着したという。

 一方、置き去りにされた男性は別の飛行機で目的地に向かい、1日遅れの休日をスタートした。

 他の乗客のコメントは得られていない。

 
英国機、機内の泥酔客を孤島に降ろす (読売新聞) - goo ニュース

2005年12月30日 (金) 23:05

 【ロンドン支局】英国から大西洋のリゾート地スペイン・カナリア諸島に向かっていた民間航空機が27日、悪酔いして客室乗務員にからんだ男性客(53)を目的地から約500キロ離れた孤島に降ろし、再び目的地に向かっていたことが分かった。
 30日付英紙ガーディアンが報じた。

 同紙によると、男性は英国在住のアイルランド人。英モナーク航空のマンチェスター発テネリフェ行きチャーター便の機内で泥酔し、客室乗務員やほかの客に悪態をつき始めた。

 乗務員の再三の制止も無視したため、機長はやむなくポルトガル領マデイラ諸島のポルトサント島に緊急着陸し、男性を現地警察に委ねた。同機には約200人が乗っており、4時間遅れで目的地に到着した。

 男性はすぐ釈放されたが、モナーク航空では損害賠償を請求する予定という。

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緊急着陸までして迷惑乗客を下ろすというのは、痛快です。問題の乗客は、見知らぬ土地で意外と楽しんだかも・・・。

ともあれ、公共の場における飲酒酩酊と喫煙。ガンとして拒絶する勇気を周りの人は持つべきです。

正月を楽しく過ごすために、お酒とタバコのマナー徹底、よろしくお願いします!

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