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図書館の本・雑誌が傷つけられている

2009年04月27日 07時44分53秒 | 時事放談: 国内編
嘆かわしい。何というマナーの低下でしょう。

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「本を壊すな」図書館動く 切り抜き被害にマナー本配布 (朝日新聞) - goo ニュース

2009年4月26日(日)08:13

 全国一の貸出冊数をほこる大阪市立中央図書館(西区)で、年間2千冊近い本や雑誌が、借り主に切り抜かれたり破られたりして廃棄されている。ファッション雑誌の人気モデルの欄や韓流スターのページがまるごと切り取られるなど、えげつない。たまりかねた図書館は25日、本を壊さないよう呼びかけるマナーブックの配布を始めた。

 次から貸し出しできなくなる「汚破損本」の被害は5年ほど前から深刻になった。景気の悪化とともに被害は拡大し、館内の1枚10円のコピー代を浮かせようと切り取る人が増えた、と図書館はみる。

 一番のターゲットは人気雑誌。ファッション誌や女性誌では、流行する髪形や着こなし、人気モデルの欄が切り抜かれる。次は料理本や健康本、旅行本などの実用本。レシピや特集が切り取られる。都市部を中心に汚破損本は増えているが、同図書館で窓口に立つ女性は「同じ俳優の写真が根こそぎなくなるなど、度の過ぎた被害はよそでは聞いたことがない」という。

 貸出冊数は1日に9千冊を超え、年間270万。返却時に最大4人のスタッフで点検するのはほぼ不可能だ。夜間ポストに返却されると、なおさらわからない。読書の秘密を守るため貸し出し記録は返却時に消去するので、犯人の追跡もできない。市の財政難で図書購入費は対前年比1割減っており、すべてを買い替えるのも不可能だ。

 被害に遭った雑誌は自由に閲覧できる場所からカウンター内に移し、職員の許可を得なければ持ち出せないようにした。被害本を展示して良心に訴えかけもしたが、被害は減らないという。

 東京都練馬区立図書館では08年1月、貸し出し履歴を一定期間に限り参照できるシステムを導入している。

 大阪市立中央図書館の高橋俊郎利用サービス課長は「本を切ったらダメと当たり前のことを言わなければならないほどマナーは落ちている。情けないが、他人に迷惑をかけていると教えることも社会教育の場の図書館の役割と考えている」と話す。(高木智子)

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公共マナーの低下は、民度の低下。日本という国がどこへ向かっているのかと考えると、悲しくなります。図書館の本は、公共物。大切にすべきもの。この程度のことくらいひとりひとりがしっかり守らないと。

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