日本とイスラエルの距離が、ぐんと縮まりそうです。
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イスラエルの「エル・アル航空」は29日、商都テルアビブのベングリオン空港と成田空港を結ぶ直行便を来年3月から就航させることを発表した。両国間の直行便の定期運航は初めて。週に往復3便を予定しているという。
イスラエルは近年の経済発展がめざましい。特にテルアビブは「中東のシリコンバレー」と言われるほどハイテク産業が活発で、世界の注目を集めている。経産省によると、日本からの進出企業は昨年4月時点で70社となり、2013年比で倍増。日本からの投資額も120倍に急増し、17年には約1300億円にのぼった。
また、観光客の行き来も増えており、同航空によれば昨年は4万人がイスラエルから日本を訪れ、日本からも2万人がイスラエルを訪問した。イスラエル外務省は「直行便の就航は、両国間の経済と外交関係の発展につながると信じている」としている。
直行便の所要時間は、イスラエルから日本が11時間15分、日本からイスラエルが12時間半。現在は、乗り継ぎで16時間以上かかるため、大幅な時間短縮となる。
両国間では昨年5月の首脳会談で直行便を目指す方向で一致し、調整を進めてきた。今年9月には、初の直行便として往復2便のチャーター便運航も予定されている。(エルサレム=高野遼)
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かなり遠い国というイメージがあったイスラエルが、この直行便のおかげでぐんと近い国になります。このことにより、イスラエルを訪れる日本人の数も大幅に増えることでしょう。両国の親交が深まるのは、悪くないこと。それによって、両国が発展できれば、さらにすばらしいことです。
週3便が、毎日運航になる日も近いのかもしれません。
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