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若者は、ミニシアターを敬遠する

2010年12月31日 08時13分06秒 | 時事放談: 国内編

残念ながら、日本の若者が「バカモノ」になってしまったということなのでしょう。

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ミニシアター、若者が“敬遠” 観客激減、閉館相次ぐ(産経新聞) - goo ニュース

2010年12月31日(金)08:00

ミニシアター、若者が“敬遠” 観客激減、閉館相次ぐ
(産経新聞)

 平成22年の映画興行収入が過去最高の見通しとなる一方、「スモーク」(1995年)などの佳品を紹介してきた恵比寿ガーデンシネマ(東京都渋谷区)が来年1月で休館するなど、ミニシアターの閉館が相次いでいる。背景にはシネマコンプレックス(複合映画館)の台頭に加え、「映画を芸術として見たり考えることが苦手で、『泣ける』『笑える』といった単純で強い言葉しか届かない」(映画関係者)という現代の若者の傾向があるようだ。

 

 「今の若者はイベントとして映画を楽しむのは好きだが、静かに映画を見るのは苦手。窓口で学生証を見ることが本当に少ない」

 ミニシアターが数多く集まる東京・渋谷の老舗、ユーロスペースの北條誠人支配人は嘆く。

 渋谷では今年、9月に渋谷シアターTSUTAYAが、11月末にはシネマ・アンジェリカがそれぞれ閉館。3スクリーン制だったシネマライズも、7月から1スクリーンに減らした。さらに、シネセゾン渋谷が来年2月ごろに閉館することがほぼ決定している。

 ミニシアターは大手映画会社から独立した、座席数200程度の小規模劇場。各劇場が個性を持ち、主に欧米の地味な秀作、いわゆるミニシアター系作品を紹介することで映画文化の一翼を担ってきた。

 しかし、5年ほど前から観客数の減少が深刻化。配給・制作を手がけるビターズ・エンドの定井勇二代表は「かつてはある程度の作品を上映すれば、興収で5千万円くらい入ったのに、ここ2、3年は2千万円で成功の部類だ」と話す。

 原因はシネコンがミニシアター系作品の上映に乗り出し、シェアを奪われたことが大きい。定井代表は「ミニシアター側もチェーンを組んだり、シネコンと協力して『フラガール』(2006年)の興収15億円といった成功も生んだが、大規模な興行は各劇場の独自性を薄めた」と打ち明ける。

 若者のミニシアター離れも深刻だ。シネマライズが「トレインスポッティング」(1996年)や「アメリ」(2001年)をヒットさせたように、ミニシアターは若者が支えた文化だった。しかし、今や観客席はシニア層ばかりだ。

 北條支配人は「10億円を超えるヒットを見込む時代ではないが、単館で絞った層に絞った作品を届け、手堅い成功を収めていくしかない」と話す。(岡本耕治)

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大学生が日本語字幕上映を敬遠して日本語吹き替え版しか観ないのと一緒の現象なのでしょう。もっといっぱい色々な映画を観れば、それだけ色々な体験ができて考える力がつくのにと思いますが、非常に乏しい映画体験しか持たない若者が多すぎます。

英語もできなければ、映画も観ない。それがいまの若者たち。

映画好きな英語塾塾長としては、何とも歯がゆい現代の若者たち。ぜひとも映画をいっぱい観て、英語もちゃんとできるような若者が増えてほしいと2011年に願いを込めます。

ともあれ、ミニシアターの閉鎖は、映画好きとしては寂しいニュース。どうにかならんものですかね、この日本。


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