全員、直ちに死刑にしないといけません。
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オウム裁判終結、死刑13人 野田政権、執行できるか(産経新聞) - goo ニュース
2011年11月22日(火)08:00
オウム真理教による一連の裁判が終結したことにより麻原死刑囚ら死刑確定囚の死刑執行は政治課題と化す。平成21年9月の民主党政権発足以来、死刑に慎重な人物が次々に法相に就任し、執行は2人だけ。確定囚は120人を超え戦後最大となった。それでも他の懸案と同様に先送りするつもりなのか。野田佳彦首相の覚悟が問われている。
「特にコメントはありません。個別の問題には答えないことになっている…」
平岡秀夫法相は21日、法務省で産経新聞記者にオウム裁判終結のコメントを求められこう答えた。死刑執行命令書に署名する気はなさそうだ。
平岡氏は超党派の「死刑廃止を推進する議員連盟」には所属していないが、民主党でもっともリベラル派であり「死刑慎重派」と衆目は一致する。9月 2日の就任記者会見でも死刑執行に関する見解を問われ、「省内の勉強会の議論も踏まえて考えを整理したい。慎重な態度で臨むのは当然だ」と言葉を濁した。
民主党政権となり、千葉景子、柳田稔、仙谷由人(兼 任)、江田五月の各氏が法相を務め平岡氏は5人目。この中で死刑を執行したのは、皮肉にも廃止を公言してきた千葉氏だけ。藤村修官房長官は10月26日の 衆院内閣委員会で「野田内閣で死刑を廃止する方針はまったくない。最後の最後に悩み抜いてというのが法相の役割だ」と述べたが、21日の記者会見では「法 相の責任で適正に判断される」と逃げた。
だが、いつまでも政権がこの課題から逃げ続けるわけにはいかない。
死刑について、法務省はこれまで共犯者が公判中の場合に刑を執行しない運用をしてきたが、全員の判決が確定してしまえばこれを言い訳にできないからだ。
教団信者では平田信容疑者(46)ら3人が特別手配中だが「共犯者の逮捕前に法務大臣が命令した死刑執行は適法」とする判例がある。3人の行方に関する有力な手がかりは得られていない現状では執行へのハードルにはならない。
麻原死刑囚は2度目の再審請求中で、ほかにも請求中の幹部がいる。再審請求中の死刑執行は極めてまれではあるが、請求中の執行例も過去に存在し、これも死刑を回避する決定的な要因とはならない。
執行の順序は、死刑の確定順が原則となっており、平成17年5月に確定した岡崎(現姓・宮前)一明死刑囚(51)、麻原死刑囚、横山真人死刑囚(48)と続くことになる。
ただ、死刑をめぐっては執行の可否や手順などの決定はすべて法相の判断に委ねられている。自民党政権時代、鳩山邦夫元法相は幼女連続誘拐殺人の元死刑囚について事件の凶悪性を考慮し、確定順を踏み越えて執行を命令した。
法務省内では「事件の首謀者である麻原死刑囚から執行を検討すべきだ」との意見も強まっている。首相には、平岡氏が署名を拒めば、更迭を辞さない気構えが求められている。(上塚真由、加納宏幸)
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民主党内閣のでたらめぶりは、この法相が「法律違反」をして死刑を執行しないことにもあります。粛々と裁判を行って下された判決を法務大臣が無視するとはどういうことでしょうか。法治国家の体をなさず、人治国家化してしまいます。
もちろん、オウム死刑囚の場合、麻原から執行するのが筋。残虐非道なやりかたは、とっくに死刑になっていておかしくなかった存在。一日も早い死刑執行を望みます。
それができない民主党は、野に下るべきです。
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