自転車愛好家としては、悲しく恥ずべき事故です。
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千葉市稲毛区小仲台5丁目の県道で10日午後7時ごろ、同区の自称男子大学生(19)が自転車で路側帯を走行中、横断歩道を渡っていた東京都葛飾区の女性(77)にぶつかった。女性は転倒して頭を打って病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
千葉県警千葉西署によると、現場は片側2車線の直線道路。大学生はイヤホンをして音楽を聴いていたといい、「直前まで女性に気付かなかった」と話しているという。
自転車にはねられ転倒 77歳死亡、運転者を聴取 千葉市稲毛区
千葉市稲毛区小仲台5の県道で10日午後7時10分ごろ、横断歩道を渡っていた東京都葛飾区の無職女性(77)が右から直進してきた自転車にはねられて転倒し、搬送先の病院で死亡が確認された。千葉西署は重過失致死の疑いで自転車を運転していた千葉市稲毛区、自称私立大学2年の男子大学生(19)から任意で事情を聞いている。同署は事故と死亡の因果関係について慎重に捜査している。
同署によると、現場は片側1車線の直線道路で、自転車は車道左端を走行。大学生は両耳にイヤホンを装着していたといい、「音楽を聴いて下を向いて走っていたら、信号を見落とした」と話しているという。自転車はクロスバイクと呼ばれるスポーツタイプ。事故当時、かなりのスピードが出ていたとみられる。女性は親戚宅から駅に向かう途中だった。
現場は交通量が多く、近所に住む60代主婦は「猛スピードで走ってくる自転車が多い。家から周りを確認しないと自転車に引っかけられるから怖い」と話した。
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自転車を運転中にイヤホンをつけて音楽を聴いたり、携帯電話で話したり、スマホ・携帯を操作する不届き者が街中にはゴマンといます。
厳密に言えば、これすべて道路交通法違反なのですが、それが警察によって取り締まられているのを見たことがありません。それだけ数が多くて、見て見ぬふりをせねばならないということなのでしょう。
しかし、こういう死亡事故を起こしてしまう可能性があるわけですから、警察は厳重に取り締まるべきです。このような悲しい事故を起こさないためにも、自転車に乗る人のマナー向上を促すのも大切ですが、厳しい取り締まりも必要ではないでしょうか。自転車は、一歩間違えば、走る凶器なのですから。
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