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タバコなんか吸わなくていいぞ、若者たちよ

2005年08月22日 11時27分49秒 | 離煙ニュース: 国内編
恥を忍んで告白いたします。ゴウ先生、タバコを初めて吸ったのが、高校2年。そして高校3年の夏休みには、常習となっておりました。すいません。

なぜそうなったかと考えてみれば、やはりその時の時代潮流というものが大きかったような気がします。相当数の大人がどこでもここでもプカプカ吸っておりましたし、先輩・同級生も平気でヤニ臭い息を吐いておりました。高校生でもタバコを吸うのが当たり前という風潮があったのです。

まさしく、ビートたけしが「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と叫んでいた時代です。流された若者が多かったのは事実であり、ゴウ先生も見事に流されました。

そんな時代から「嫌煙」「禁煙」の時代にシフトしてきた今日、やはり現代の若者たちも時代に流されているようです。

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中高生の喫煙4年で激減 禁煙の浸透が影響か

 2000年度には4割近くに上った高校3年男子の喫煙率が、04年度には2割強に激減するなど、国内の中高生喫煙率が4年間で大きく減少していたことが、厚生労働省研究班が実施した10万人規模の中高生アンケートで22日分かった。

 主任研究者で国立保健医療科学院(埼玉県和光市)の林謙治(はやし・けんじ)次長(保健医療政策)は、大人の喫煙率が低下傾向にあることや、公共の場の禁煙化が進んだことなどが背景にあると指摘。さらに「中高生の携帯電話の所有率が増えており、たばこに使う小遣いが圧迫された可能性も高い」と推測している。

 研究班は1996年度から4年ごとに、全国の中学、高校で喫煙や飲酒の実態について生徒にアンケート。04年度は、計約180校の10万3500人が回答した。

 直近1カ月に1回以上喫煙した生徒の割合は、前2回とも約37%だった高校3年男子が21.8%に大幅減。6―8%程度だった中学1年男子が3.2%、16%程度だった高校3年女子も9.7%に減っていた。

 林次長によると、未成年の喫煙率低下は欧州でもみられるが、大人の喫煙率低下やたばこの値上げなどが原因とされている。

 林次長は「1カ月の高校生の小遣いは6000―7000円程度だが、携帯電話の所有率は8割を超え、支払っている料金は月に4000―6000円程度との調査結果や推計もある」と指摘。「携帯電話の功罪は別問題として、今後(喫煙率低下との)関連性を調べるべきだろう」と話している。(共同)

(08/22 09:23)

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要は、タバコを吸うことがケータイを使うことよりもダサイ時代になったということだと思います。もちろんいまの中高生たちの方がゴウ先生世代の中高時代よりも喫煙の害についての情報は多いでしょう。しかし、そうした健康への実害をいちいち考える世代ではありません。カッコイイと思えば、何だってやりかねないのが「若さ」というものですから。

それでも、ゴウ先生は実によいことだと思います。喫煙のもたらす様々な弊害のことなど知らないですんだら知らずにすませるべきなのです。

これまで携帯電話を弄んでいる中高生を見ると不愉快な気分でいましたが、こういうことであるならば、少し優しい視線を投げかけてみるかと考える次第でありました。
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1 コメント

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責任があります (M)
2005-09-20 01:08:20
タバコを吸わない中高生が大人になっても、吸わない環境をつくっておくことが今の大人の役割だと思います。タバコを吸わないほうがカッコイイと思わせるように生きていきます。
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