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なぜに違法船長を釈放するのか

2010年09月25日 08時05分07秒 | 時事放談: 国内編
どうして釈放しなければならないのか。民主党の腰抜け外交にはあきれ果てます。さすがの朝日ですら、このように批判的なのですから。

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中国人船長釈放、野党「外交的敗北」 与党にも批判の声(朝日新聞) - goo ニュース

2010年9月24日(金)22:06

 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で24日、那覇地検が中国人船長の釈放を発表し、与野党から菅政権への批判が相次いだ。自民党など野党は「外交的敗北だ」として民主党政権を国会で追及する構えだ。対中政策をめぐる議論が、一気に過熱してきた。

 民主党の岡田克也幹事長は記者団に「地検の判断は尊重されるべきだ」と強調。那覇地検が釈放理由に外交への影響をあげたことについて「総合的に判断することはあり得る。検察の判断に政治家がいちいちコメントすることは避けるべきだ」と慎重に言葉を選んだ。

 だが、保守系議員を中心に、与党内からも厳しい意見が噴き出した。松原仁衆院議員ら民主党国会議員5人は「我が国の法秩序を蹂躙(じゅうりん)するもので到底容認できない」として、釈放決定撤回と捜査継続を検察当局に求める抗議文を発表した。松原氏は「日本は恫喝(どうかつ)すれば言うことを聞くと国際社会で思われることは、極めて国益上マイナスだ」と語った。

 国民新党の亀井静香代表も「捜査の上での判断というより、政治が介入したとしか思えない。事実上の指揮権発動だ」と指摘。「外国の圧力にこうした対応しかできないとは」と語り、検察ではなく政権の対応が問われるべき事態だとの見方を示した。

 一方、自民党の谷垣禎一総裁は記者団に「検察が(外交への影響を)言うのは理解できない。説明責任を政権が果たすべきだ」と指摘した。自民党政権時の2004年には尖閣諸島に上陸した中国人を逮捕2日後に強制送還したが、今回は逮捕16日後の釈放決定。谷垣氏はそのことを念頭に、「民主党代表選の政治的空白が問題を大きくした」と語った。

 自民党の安倍晋三元首相は「8月15日に(閣僚が)靖国参拝をしないと政府の意思として表明した。中国に譲歩した結果、こうなった」と主張。みんなの党の渡辺喜美代表も「中国は民主党政権の足元を見透かしていた。明確な外交的敗北に開いた口がふさがらない」。共産党の志位和夫委員長は「領海内で取り締まるのは当然だ。釈放について検察と政府の説明責任を強く求める」と述べた。

 自民党はこの日、28日の参院外交防衛委員会の審議時間を増やすよう民主党に認めさせるなど、国会で政府をただす方針だ。この問題で中国を批判する石原慎太郎東京都知事は24日夕に自民党本部を訪れ、谷垣氏に「頑張ってくれ」と政府を追及するよう求めた。

 一方、公明党の山口那津男代表は釈放決定を「一つの転機にはなる。日中関係をこれ以上こじらせることは誰も望んでいない」と評価。社民党の福島瑞穂党首は「地検の判断を尊重するしかない。こういう緊張関係の再発を防ぐ必要がある」と語った。

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公明党と社民党があいかわらず媚中外交の方針を見せていますが、あとは一様に強く批判。特に、松原議員の行動は立派。腐れきった民主党の中で光り輝いています。

こうなれば、自民党を中心に、菅・仙石・前原・岡田の無能腰抜け政権を早く打倒してもらいましょう。ちょっと頼りないけれど、谷垣総裁に期待す。

それにしても、これで尖閣諸島を自国の領土だと勘違いした中国の漁船が大量に日本の領海内に入ってきそう。地元の漁協は、不安に脅えています。

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なぜ釈放?怒る漁民「中国漁船、どさっと来る」(読売新聞) - goo ニュース

2010年9月24日(金)23:55

 なぜ今、釈放か――。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、24日、 ●其雄 ( せんきゆう ) 船長(41)の釈放を公表した那覇地検の判断には、周辺の漁業者らから戸惑いや憤りの声が上がった。(●は「擔」のつくりの部分)

 衝突時のビデオ解析で「立証は堅い」と信じていた海上保安庁の職員は落胆の表情を浮かべ、幹部からは、海上警備で海上保安官が 萎縮 ( いしゅく ) しないか、などの懸念も出た。

 「起訴して当然だと思っていたのに……。国に見捨てられた気分だ

 沖縄県・与那国島の与那国町漁協の中島勝治組合長(44)は、那覇地検の判断に憤りを隠せない様子で語った。

 衝突事件以降、現場周辺海域で中国船を見かけることはなかったといい、「せっかく 毅然 ( きぜん ) とした対応を続けていたのに、甘い姿勢を見せた以上、すぐに中国の漁船がどさっと来るようになるはず。どうせ政治判断なのだろうが、政府にはがっかりだ」と不満をあらわにした。

 宮古島の小禄 貴英 ( よしひで ) ・宮古島漁協組合長(61)も「今回の判断で、今度は尖閣周辺で我々が中国に 拿捕 ( だほ ) される恐れもある。国は尖閣が日本の領土という主張だけは、強く示し続けてほしい」と訴えた。

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 「こんなことならビデオを早く公開すべきだった」

 ある海保幹部は、そう悔しさをにじませる。海保が所持しているビデオ映像は、事件が起きた7日に、損傷した巡視船「よなくに」と「みずき」から撮影したもの。「よなくに」の船尾部分を、漁船が斜めに航行しながら接触した様子や「みずき」の右後方を平行に走っていた漁船が左側にかじを切って右舷の中心部付近に衝突した様子が鮮明に映っていた。海保は、この映像に漁船や巡視船の航跡データを組み合わせれば、漁船側が衝突してきた状況は立証できる、と自信を持っていた。

 海保内部では当初、積極的なビデオ公開の意見も出た。だが、中国側に配慮する官邸サイドの意向もあり、立件方針が決まった7日夜になり、一転して非公開に。

 映像公開については、24日夕、馬淵国土交通相が「今後の推移で判断する」と述べただけで、別の海保幹部は「海上の警備は危険と隣り合わせ。いざという時、現場の職員の士気が落ちなければいいが」と話す。

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 24日午後に行われた那覇地検の緊急記者会見。「今後の日中関係を考慮し、捜査を続けることは相当でないと判断した」。鈴木亨・次席検事は感情を押し殺したような口調でそうコメントを読み上げた。

 政治介入の有無についての質問も相次いだが、鈴木次席検事は「検察当局として決めた」「中国政府に配慮したものではない」と重ねて否定し、会見が進むにつれて「答えを差し控えたい」と口を閉ざした。

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いつから地検が外交状況を考慮していると堂々と言えるようになったのですかね。鈴木某という男の見識を疑います。司法の独立という三権分立は、どこへ消えてしまったのでしょうか。

政治家もだめなら、法律家もだめ。この国は、どうなるのか。われわれ国民は、怒っています。No more 民主党!

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