いやあ、当然の結果でしょう。
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囲碁の井山裕太6冠(28)=棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、十段=が28日、大阪市で行われた第42期名人戦の挑戦者決定リーグ戦で村川大介八段(26)に146手で白番中押し勝ちし、リーグ成績7勝0敗で高尾紳路名人(40)への挑戦権を獲得した。
7冠返り咲きがかかる7番勝負の第1局は8月30、31日に大阪市で打たれる。
井山6冠は昨年4月、囲碁界初の7大タイトル独占を達成。同11月に名人位を高尾九段に奪われたが、その後のタイトル戦は六つとも防衛した。4月13日からは公式戦16連勝と、圧倒的な強さを見せている。
囲碁の井山裕太棋聖(28)=本因坊、王座、天元、碁聖、十段と合わせて六冠=は28日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で行われた名人戦挑戦者決定リーグの対局で、村川大介八段(26)に146手までで白番中押し勝ちし、高尾紳路名人(40)への挑戦を決めた。
井山棋聖は昨年4月、囲碁界初となる七大タイトル独占を達成。同11月に名人を失ったが、他のタイトルは堅持してきた。七冠復帰をかけ、8月30日に開幕する名人戦七番勝負に臨む。
一流棋士9人が争う同リーグで、井山棋聖は昨年12月の初戦以来、負け知らず。この日の勝利で7連勝となり、最終局を残して1位が確定した。4月から、本因坊や碁聖の防衛戦を含む公式戦で16連勝と、絶好調をキープしている。
囲碁の第42期名人戦リーグが28日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で行われ、井山裕太十段(28)=六冠=が村川大介八段(26)に勝ち、7連勝で1位を確定させた。これにより8月30日に開幕する七番勝負で、高尾紳路(しんじ)名人(40)への挑戦権を獲得し、七冠復帰に挑む。
昨年4月に囲碁界初の七大タイトル同時制覇を果たした井山は、11月の名人戦で高尾に敗れ、197日間で全冠保持から陥落。その後、王座・天元・棋聖・十段・本因坊・碁聖のタイトル戦で防衛し、六冠を堅持している。
将棋界では、平成8年に羽生善治棋聖(46)が167日間、七冠を維持した。
井山裕太六冠がリーグ優勝 高尾紳路名人への挑戦権獲得
朝日新聞 2017年7月28日22時48分
名人戦の挑戦権を獲得し、感想戦で笑顔を見せる井山裕太六冠=28日夜、大阪市北区、加藤諒撮影
第42期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は28日、井山裕太六冠(28)が村川大介八段(26)に146手までで白番中押し勝ちして7勝0敗とし、8月の最終8局目を待たず高尾紳路名人(40)への挑戦を決めた。七冠復帰をかけた高尾名人との七番勝負は8月30日、大阪市北区の「コンラッド大阪」で開幕する。
同区の日本棋院関西総本部で打たれた対局は、午後9時52分に村川八段が投了。井山六冠は「ここまで来られるとは昨年の時点で想像もできなかった。自分が一番驚いている。挑戦者として悔いのないよう戦っていきたい」と話した。
昨春、史上初めて成し遂げた七大タイトル独占は、昨秋の名人戦七番勝負で高尾現名人に3勝4敗で敗れ、崩れた。しかし「肩の荷が下りて気持ちが楽になった」と、その後は本来の特長であるリスクを恐れぬアグレッシブな碁が復活。残る王座、天元、棋聖、十段、本因坊、碁聖の六冠をすべて守りきり、タイトル防衛戦と並行して打たれた名人戦リーグも独走。今回の勝利で4月からの連勝も16に伸ばした。
2008年に名人に初挑戦して以降、七大タイトル戦の戦績は35勝7敗。15年からは17回連続出場となり、歴代1位の記録を更新中だ。井山六冠は「少しずつ成長していると思う。去年の七冠当時の自分より、今の自分の方が自信がある」と、名人奪還、七冠復帰への自信をのぞかせている。(大出公二)
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強豪相手に7連勝で名人挑戦権を獲得とは、恐れ入ります。他のトップ棋士から、頭一つ抜けている証拠です。
今年の井山六冠は、昨年のような隙がありません。高尾名人も、必死の対策をしてくるはず。今年の名人戦は、昨年以上に六冠を応援することにします。
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