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森千夏選手の早すぎる死を悼む

2006年08月10日 21時33分50秒 | 時事放談: 国内編
ゴウ先生、高校時代砲丸投げをやっていた関係で、いまでもこの種目の情勢に関心があります。

とりわけ、注目していたのが女子の森千夏選手。

彼女が出現する前まで16メートル台だった日本記録を18メートルを超える水準にまで上げ、その上東京オリンピック以来のオリンピック出場を成し遂げたのです。これを褒めないわけにはいきません。

しかも、ドーピング検査がうるさくなった現在、女子のオリンピック優勝記録は20メートルそこそこまで下がってきました。ひょっとすると、森選手のオリンピック入賞もありうると期待していたのでした。

それが、26歳の若さで・・・。

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森千夏さん 砲丸投げアテネ五輪代表、虫垂がんで闘病

 陸上女子砲丸投げのアテネ五輪代表で日本記録保持者の森千夏(もり・ちなつ)さん=東京高校クラブ=が9日、虫垂がんのため死去した。26歳だった。

 平成16年に日本女子選手として初めて18メートルを突破する18メートル22をマークし、同年のアテネ五輪に同種目の日本選手として40年ぶりに出場を果たした。

 五輪直前に体調不良を訴え、昨年7月、効果的な治療法が確立されていない「虫垂がん」と判明した。免疫力向上のため「リンパ球治療」を希望したが、保険の適用外で1回の治療費が数十万円に。だが、「もう一度五輪の舞台に立ちたい」と、闘病生活を続けていた。

 母校の東京高校関係者が今年4月、「森千夏を応援する会」を設立、日本陸連も募金口座を開設した。応援する会によれば、これまでに全国から1500万円以上の支援金が集まった。

 悲報に対し、昨夏の世界選手権男子400メートル障害銅メダリストの為末大選手は「森さんは将来の陸上界に大きな影響を与えたはず。ここで命が絶たれるのは本当に悔やまれる」。女子走り幅跳び日本記録保持者の池田久美子選手は「まだ信じられない。森ちゃんの分まで頑張る」と絶句した。

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 通夜は11日午後6時、告別式は12日午前10時、東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で。喪主は父・健次(けんじ)氏。

(08/10 05:00)

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いまのところ、彼女の後を継げる選手はまだ育っていません。彼女にはもっともっと活躍してもらいたかったのでした。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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