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櫻井よしこさんに大賛成:信用できるのは、アメリカだけ

2011年04月01日 07時51分08秒 | 時事放談: 中国編

櫻井よしこさんの発言に、胸がすく思い。全面的に賛成です。

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大震災の政府対応は「あんた、あほとちゃう」 櫻井よしこ氏、正論大賞受賞記念大阪講演要旨
2011.3.31 21:33

 地震、津波、原発という三重の苦難。日本人としてこの国難をいかに乗り越えるか。わが祖国をしっかりと再建しようという思いは誰もが共有するものだ。

 被災地に入った岩手の知人は、自衛隊と消防がいかによく働いていたかを見たという。また別の医師は、行政の援助の遅れに不平不満も言わず迎えてくれた過疎集落の人たちに感激したと話した。危機に際し、助ける日本人も助けられる日本人も立派だった。

 ところが政府の対応はどうか。福島第1原発はあの地震にも耐えて原子炉を止めるという日本の技術力の素晴らしさを示したが、冷やすという次の段階でつまずいている。人災の面もあるだろう。3週間もたつのに中央政府のリーダシップがまるで見えない

 菅直人首相の支持率は震災後に急上昇した。国民の気持ちに応えて全力で立ち向かわなくてはいけなのに、国家意識の欠如が甚だしい

 安全保障会議の開催という強力な権限が付与される方法があるのに、全く開かれていない。開催すれば全閣僚を集め、問題点と対処方法を見つけるよう指示を出すことができるのだ。

 思い余って官邸に電話したら、官僚の一人が「忙しすぎて開けない」と答えた。ここは大阪だから関西流でいえば「あんた、あほとちゃう」だ。こんな体たらくがあるだろうか。

 一方で菅首相は、原発の専門家を次々と内閣参与に取り立てている。多くの意見や提案の中で対応を決めかね、後手後手に回っていることが心配だ。

 国際社会からは多くの支援を受けたが、本当の友達がどの国なのかもはっきり見えてきた。ロシアは日本への領空侵犯に近い行動を取り、中国は海上自衛隊の艦船にヘリコプターを異常接近させた。またロシアのメドベージェフ大統領は、日本のような自然災害の多い国での原発立地を規制しようとも取れる発言をした。

 米国は1万8千人の兵員や空母、航空機を投入するほか膨大な物資も送り、親身になって支援してくれている本当に頼れるのは価値観を共有する国々であり、さらには同盟関係にある米国なのだ。

 震災によって日本人の立派さも現れたが、国家の力を発揮できる改革が必要なこともはっきりした。憲法を改めて見つめ直し、自衛隊は正規の国軍として守りを固めることが重要だ。私たち一人一人が日本人であることに誇りを持ち、感謝し、思いを新たにして震災を乗り越えたい。

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すばらしい講演。民主党内閣にはない国家展望がここにはあります。ですが、櫻井さんのおっしゃることは、他の国なら当然のこと。それを褒めなければならない現状が、悲しい限り。

とにかく、信用してならないのは、中国、ロシア、南北朝鮮。たとえば、中国などヘリコプターの異常接近に関して、次のような声明を発表しているような国です。

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ヘリ異常接近「安全な距離だった」 中国、日本に反論(朝日新聞) - goo ニュース

2011年3月31日(木)22:09

 中国のヘリコプターが3月26日に東シナ海で海上自衛隊の護衛艦に異常接近した問題で、中国外務省の姜瑜副報道局長は31日、「日本の艦船とは必要とされる安全な距離を維持していた」との談話を発表し、日本側の抗議に反論した。

 日本側には、東日本大震災の被災地で自衛隊が救援活動を展開する中で起きたことに反発の声が出ていたが、副局長は「日本国内での救援活動とは全く関係ない」と強調。「日本側は責任のある態度で、両国関係の大局に影響を与えることを防ぐべきだ」とした。(北京=古谷浩一)

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こういう国際法を無視した発言を平気でするのが、日本を取り囲む中・ロ・韓・北の4カ国。すべて「仮想敵国」と呼びたいくらいです。空気としては、日露戦争直前の様相を呈していると言ってもよいでしょう。

「ともだち作戦」を全面的に展開して、日本を支援してくれているアメリカとこうした国々を同等に扱うのは無意味。民主党を政権から引き摺り下ろさないと、日本の明日は見えてきません。

それでも、自民党の愚かな守旧派たちが大連立などと政局を動かそうとしているのですから、これまた不愉快至極です。


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1 コメント

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friendship (noga)
2011-04-01 11:00:29
口を開けば、実況放送・現状報告の内容ばかりが出てくる。

未来のことは、未来時制で考える。
日本語には時制がなく、日本人には未来に関する筋道立った考えがない。

会議を開いても、成案のある人が見当たらず、腹案の人ばかりである。
つまり、思考停止の状態にある。が、成案を出せば感想はのべる。
日本人には問題解決の能力はないが、事態を台無しにする力を持っている。
だから、厄介である。
この厄介が日本人にもアメリカ人にも閉塞感を生み出しているに違いない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

アメリカ人の日本人に関する悪口は言わせておけばよい。人の口には、戸は立てられず。
笑い飛ばすだけで十分である。我々には、何の影響もない。
「悔しかったら言い返せ」ということである。さすれば、対等な人間関係になる。彼らには、何の影響もない。

だが、考え方の違いには深い注意を払う必要がある。
メア氏の 日本人の交渉姿勢に関する評価は、至極当を得たものとしてアメリカ政府に支持されているのである。
彼の論理的な指摘を無視すると、今後、日米の交渉に際してことあるごとに無意味な対立が生じ、我が国の命運を左右する。
先の大戦で我が国の責任者が現れなかったことにもあるように、わが国民は烏合の衆から抜け出すことができない。


 【ワシントン共同】米誌「フォーリン・ポリシー」は15日までに、日本や沖縄への差別的発言で米国務省日本部長を更迭されたケビン・メア氏が、省内に設置された東日本大震災の対策本部に加わり、日本の昼間に当たる夜間シフトの調整担当として対応に当たっていると報じた。
 対策本部は米政府の各省庁から派遣された14人で編成され、日本支援に関して24時間態勢で米政府や米軍、各国政府や非政府組織(NGO)などとの連絡や調整を担当。
毎日新聞 2011年3月16日 東京夕刊


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