都民のために何もしていない無能な知事が、これほど贅沢出張をしていたとは……。ある意味、途中辞任した猪瀬前知事よりひどい話です。
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舛添知事の海外出張費は1回2600万円 石原元知事時代より1千万円高額 貴賓室利用に165万円も
産経新聞 2016.4.7 20:15
東京都の舛添要一知事の海外出張費について、共産党都議団は7日、就任以降に行った全8回の海外出張の調査結果を発表した。「豪華出張」と批判を浴びた石原慎太郎元知事より、1回の平均出張費が約1千万円高かったとし、「(石原知事時代に)縮減を図るとした改善策に逆行している」と断じた。
また、石原氏、猪瀬直樹前知事時代にはなかった空港の「貴賓室」の借り上げを行い、2回の出張で計165万円を支払っていたことも明らかにした。
発表によると、石原氏が任期中にこなした海外出張は32回。そのうち費用が確認できた11年間、計28回分の総額は4億6652万円で1回の平均額は1666万円。これに対し、舛添氏は就任2年で計8回海外出張し、総額は2億1305万円、1回平均は2663万円だった。
高額化の理由について、同党は「随行職員らの人数が多い」と指摘。趣旨が同じ出張を比較した場合、石原氏は7人だったのに、舛添氏は11人。知事補佐や特別秘書ら「補佐役」が多く、いずれも航空機のビジネスクラスを多用しており、「大名視察といわれても仕方ない」とした。
舛添知事らの出張費って高過ぎない? 航空費1500万円、一流ホテルに5泊922万円
産経新聞 2016.3.24 17:35
舛添要一知事らが昨年10~11月、ロンドン・パリを訪れた海外出張費約5千万円が「高額すぎる」などと指摘されていた問題で、東京都は23日、この出張にかかった経費の内訳をホームページで公開した。透明性を高める狙いで、「今後は節減に努める」という。
これによると、知事や職員ら20人の渡航にかかった「旅費」は総額約2623万円で、東京-欧州間の往復航空費(約1500万円)の占める割合が大きかった。知事のみがファーストクラス(約266万円)を利用。特別秘書ら7人がビジネス、その他の職員12人はエコノミーだった。
宿泊費はロンドン・パリともに、同行職員を含めて全員が一流ホテルに泊まり、5泊で約922万円を支出。知事はスイートルーム(1泊19万8千円)を使った。このほか知事を含む20人に、計約123万円の日当が支払われていた。
また、現地ガイドや通訳、車のレンタル費などの「賃借料など」に計約2417万円を費やした。内訳は、車両借り上げ費(約623万円)▽現地ガイド雇用費(約532万円)▽知事の講演会の会場代(263万円)-などが大きく、職員がラグビーW杯を視察するためのチケット代(2試合分)にも約127万円を費やしていた。
都知事ら欧州視察に5000万円 都民ら「かかりすぎ」
朝日新聞 2016年4月7日23時33分
飛行機は往復266万円のファーストクラス、宿泊は最高級ホテルの1泊19万円のスイートルーム。東京都の舛添要一知事が昨年秋、パリやロンドンを視察した際に支出した出張費をめぐって、都民らから「費用がかかりすぎだ」などといった意見が1100件以上、寄せられている。7日には共産党都議団が記者会見し、出張費の見直しを求めた。
問題になっているのは昨年10月27日~11月2日の出張。舛添氏と都職員ら計20人が、2020年東京五輪・パラリンピックやラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に向けて、W杯のイングランド大会決勝などを視察した。一行の出張費は計約5041万円。内訳は航空費約1444万円、5泊分の宿泊費約922万円(キャンセル代含む)などだ。
都条例では、知事の宿泊費はパリなどの大都市では「1泊4万200円」、航空運賃は「最上級の運賃の範囲内の実費」と規定している。「特別な事情がある場合」は増額が可能で、職員の旅費条例にならって都人事委員会に申請する。都は今回、この手続きを経て宿泊費を増額した。
たとえば、舛添氏はパリでは、1泊約19万8千円の「インターコンチネンタル・パリ・ルグラン」のスイートルームに3泊するなどしたが、都は要人との急な面談やセキュリティー面などで「格式と設備がある施設が必要」と説明した。実際には、宿泊した部屋で舛添氏が要人と面会することはなかったという。
都によると、こうしたあり方に対し、都民らから電話やメールで寄せられた声の大半は批判だという。高額出張費への批判が相次いでいることを受けて、都は先月、サイトでの内訳公表に踏み切った。舛添氏は今月1日の定例記者会見では香港メディアからの質問に対し、「香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか。恥ずかしいでしょ。無駄は排しますが、必要なことは必要だ」と述べた。
共産党都議団が情報公開請求し、7日に公表した舛添氏の8回23泊分の海外出張記録によると、主催者負担を除く22泊の宿泊費(キャンセル代含む)の全てが条例の規定額の1・1倍~5・6倍だったという。「公開資料は黒塗りが多く、税金の使い道や妥当性を都民が検証することができない」と指摘した。
このほかにも、舛添氏の海外出張が石原慎太郎・元都知事時代と比べて、昨秋のパリ・ロンドンでは同行人員が過去最多だったことや、職員の航空運賃についてビジネスクラスへの格上げが多いことなども問題視した。知事の海外出張費をめぐっては、大阪府では15年9月のパリ出張で知事の宿泊費を増額したが、規定額の2・2倍の6万5千円だった。
地方自治に詳しい福知山公立大学の富野暉一郎・副学長は、首長の海外出張費について「要人との面会などがあるため市民感覚だけでは是非を判断できない部分もあるが、税金の使い道として部屋代などは出来るだけ節約すべきだ。政策目標や成果など、必要なことは丁寧に説明して理解を得ることが大切だ」と話す。(小林恵士、伊藤あずさ)
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東京五輪とラグビーW杯を名目に、遊んでいるとしかいいようがない金の無駄遣いです。
あの石原元都知事ですら、11年間で32回、つまり、1年間に平均2.9回しかの海外出張をしていないのに、はっきりとした業績を何もあげていない、飲食店の完全禁煙すら実施できない舛添知事が平均4回も行くのです。しかも、1回当たりの平均出超額が石原元知事より1000万円も高い。
これって、都民への裏切り行為でしょう。
「二流のビジネスホテル」に泊まらなくてもよいけれども、超一流ホテルのスイートルームは要りません。しかも、仕事にも使わないのですから。
韓国学校への用地貸与問題も含め、現都知事には問題が多すぎます。
都議会議員は、共産党だけでなく、きっちりと都知事の仕事を監視してもらわないと、舛添知事同様、税金泥棒と呼ばれることにあるでしょう。
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