温室効果ガス濃度が、また高まりました。記録しておきましょう。
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【フランクフルト時事】世界気象機関(WMO)は22日、代表的な温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の世界平均濃度が2017年は405.5ppmに達し、16年に続いて過去最高記録を更新したと発表した。
WMOによると、CO2濃度は15年に400.1ppmと初めて400を突破し、16年も403.3ppmと連続で最高を更新していた。
WMOは「温室効果ガスを急いで減らさなければ、地球上の生命に対して気候変動が及ぼす破壊的かつ不可逆的な影響が増すことになる」と警告している。
世界気象機関(WMO)は22日、主要な温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の2017年の世界平均濃度が405.5ppm(ppmは100万分の1、体積比)に達し、過去最高を更新したと発表した。WMOは「濃度の増加が止まる兆候はなく、地球温暖化や海面上昇、異常気象の増加などに拍車をかけている」としている。
CO2濃度は16年から2.2ppm増加。ペースは最近10年(年2.24ppm増)とほぼ同じだった。産業革命前の水準(約278ppm)と比べると約1.5倍に達し、CO2より温室効果の強いメタンも約2.6倍に増えた。
地球温暖化問題を話し合う国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)が12月2日からポーランドで開催され、産業革命前からの気温上昇を2度未満にすることを目指す「パリ協定」の実施指針採択を目指している。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、気温は既に約1度上昇しており、WMOは「早急な排出削減がなければ、地球上の生命に破滅的で不可逆的な影響が出る」と指摘する。【大場あい】
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刻一刻と地球の破滅が、近づいている気がします。
止められるとすれば、世界の指導者たちが本気で温室効果ガスを減らす政策を同時に行うしかありません。特に、米中インドのトップには、その深刻度をもっと理解してもらわないといけません。
安倍首相の働きかけぐらいでは、無理なんでしょうねえ、きっと。残念。
ところが燃料税アップはけしからんとフランス全土で抗議デモが発生し亡くなった人も出まし。
パリ協定もなにもあったものではありません。要するにトランプが正しいよと言ってるようなデモであり、それ以前から独裁色強めるマクロンの支持率は低下、ドイツのメルケルは実質終了。困ったものですね。
非喫煙の人などは環境といえばタバコの煙のことしか頭になく、フランスにしたところで外に出れば日本など問題にならぬタバコ天国でタバコぎらいの人は大変だという現地記事など読んだことがないものだから困ったものです。
それにしてもマクロンは調子に乗りすぎて自国の軍に対しては、私がボスだ!と恫喝したかと思うと、トランプに防衛費を指摘されると、そうでございますね、と腰抜け対応。ある意味、仏国民の方々はそういう面を見逃さないから、この内弁慶が!と怒り、それこそ燃料投下されたようなもの。
過大評価されていた小僧のツッパリは喜劇として面白うですけどね(^O^;)