すばらしい!女流レジェンドが戻ってきました。
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将棋の第8期リコー杯女流王座戦の挑戦者決定戦は10日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、清水市代女流六段(49)が伊藤沙恵女流二段(24)を破り、女流タイトル戦では最年長の49歳8カ月で挑戦権を獲得した。
これまでの記録は2014年、山田久美女流四段(51)が倉敷藤花戦で挑戦を決めたときの47歳8カ月。
清水女流六段は1985年に女流プロ入りし、長くトップとして活躍。通算タイトル獲得数は歴代最多の43期を誇る。2017年、女性では初めて日本将棋連盟の常務理事に就任した。
将棋の第8期女流王座戦の挑戦者決定戦が10日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、清水市代女流六段(49)が伊藤沙恵女流二段(24)に142手で勝って、里見香奈女流王座(26)=女流名人・女流王将・倉敷藤花=と五番勝負を戦うことになった。
清水は第1期以来の女流王座戦登場で、49歳8カ月での挑戦権獲得は、2014年の倉敷藤花戦での山田久美女流四段(当時47歳8カ月)を上回る女流タイトル戦登場最年長記録となった。
女流タイトル獲得43期で歴代1位の清水だが、女流タイトル戦登場は16年の女流名人戦以来となる。一般棋戦でのタイトル戦登場最年長記録は、大山康晴十五世名人が1990年に記録した66歳。清水は「まさか挑戦者になれるとは思っていなかった」と驚いていた。
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その後の記者会見で、清水は「常務理事として里見さんのお世話係で同行していたので、盤を挟めるのは夢のよう。唯一勝るものは積み重ねてきた経験。それが生かせるようにしたい」、里見は「理事を務めながら勝ち上がることに尊敬しているし、そういった先輩と戦えることはうれしい。しっかり自分のペースで力を出し切れるように頑張りたい」と抱負を語った。【山村英樹、丸山進】
49歳・清水女流六段「励みに」最年長挑戦権獲得…10月23日VS里見女流王座
将棋の第8期リコー杯女流王座戦の挑戦者決定戦が10日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、清水市代女流六段(49)が伊藤沙恵女流二段(24)に勝ち、里見香奈女流王座(26)=女流名人、女流王将、倉敷藤花=への挑戦権を獲得した。
49歳8か月でのタイトル戦登場は、2014年に山田久美女流四段(51)が倉敷藤花戦への登場を決めた際の47歳8か月を更新する女流史上最年長記録となった。終局後は「同世代から励みになる、勇気づけられる、とお声掛けいただきます。自分の年齢での活躍が誰かの励みになればと。年齢を武器にできるように、番勝負に臨みたいです」と抱負を語った。
史上最多のタイトル獲得数43期を誇るレジェンドは昨年、女性として史上初めて日本将棋連盟常務理事に就任。公務で多忙を極める中で、再び晴れ舞台へと躍り出た。里見との5番勝負は10月23日に岐阜市で開幕する。
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