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尾藤イサオさん、8年前の離煙で、いまも快調

2015年04月11日 07時09分10秒 | 離煙ニュース: 国内編

63歳での離煙成功。立派です。

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尾藤イサオが感謝 “戦友”尾崎紀世彦がくれた「禁煙への決意」
日刊ゲンダイ 2015/04/06 09:26 

 芸能生活61年! 一昨年、レコードデビュー50周年を迎え、今なお現役の尾藤イサオさん(71)。長い芸能生活でお世話になった人は多いが、忘れられないのはこの人、歌手の尾崎紀世彦さん(享年69)だ。

■音域と音量は以前と変わらない

 僕とキヨ(尾崎紀世彦さんのこと)は同い年の1943年生まれ。ただ、彼は早生まれの1月で僕は11月だから、学年は1つ先輩。僕のことは業界風に「トウビ」って呼んでくれてた。

 キヨが肝臓がんで亡くなったのは2012年5月30日。間もなく丸3年になるけど、親友であり、音楽の戦友だったね。とくに体調を崩す前、07年から09年にかけての3年間は「尾崎紀世彦&尾藤イサオ ミュージックサプリメントO2コンサート」というタイトルのジョイントコンサートを開催して、全国を旅して回ったから、より絆が強かった。

 で、今思うと、たくさんのいい思い出づくりができたこともさることながら、こうやって現役で歌えてるのは、キヨのおかげだったのかなって思うことがあるの。

 実はそれまで1日3箱吸うヘビースモーカーだったんだけど、そのコンサートを機にピシッと禁煙したからね。今も以前と変わらない音域と声量を保っていられるのは、たぶん禁煙効果なんだよ。

 O2コンサートではヒット曲のほか、僕がプレスリーのナンバー、キヨは「慕情」「オール・ザ・ウェイ」といったポピュラーを歌ってたんだけど、今どきの曲もレパートリーに加えようということになって選んだのがコブクロの「蕾」だった。

 リハーサルでは「僕がメロ(メロディー)を取り、キヨはコーラスをつける」ってことで歌ってみたら、結構キーが高い。キーを下げれば、楽に歌えるんだけど、原曲に忠実にやろうよって話をしてたから、こりゃあ喉の負担を少しでも減らした方がいいだろう、と。じゃあ、思い切ってたばこやめちゃえ! ザックリ言うとこんな流れだね。

■禁煙8年目、体調はすごくいい

 健康を考えて、それまでも何度も禁煙したことはありましたよ。かかりつけの耳鼻科のお医者さんには「これからも歌手でいたいなら、たばこは1本でもダメ」って注意されてたし。でも、そのたびに、「ロックンローラーがたばこ吸えなくてどうすんの?」って粋がって、ずっと無視してた。

 ただ、その時は違ったんですよ。自分だけじゃなく、キヨとのジョイントだから迷惑かけちゃいけないって意識が、やはり頭の片隅にあったんじゃないかな。誘惑に負けることもなく、不思議とその日を境にやめられたんだ。

 以来、禁煙8年目。体調はすごくいいよ。声もよく出るしね。

 キヨは晩年、手術したことも入院したことも、ごくごく親しい身内にだけしか言わなくて、あとでマネジャーに聞いたら「心配させたくない」って思ってたみたい。そんなに気を使わなくても……って思うけど、そこがキヨらしいといえばキヨらしい。どんな時でも弱音を吐かないタイプだったからね。

 一昨年リリースした初めての「ゴールデン☆ベスト」アルバムではキヨが使ったオリジナル・カラオケを使用して「また逢う日まで」をレコーディング。それがキヨへの鎮魂歌だね。

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親友の尾崎紀世彦さんに迷惑をかけずに、キーを下げずに唄いたいという願望が尾藤さんにタバコと縁を切る道を選ばせたとか。すばらしいご決断です。その結果、いまも声域・声量ともに以前と変わらないというのですから、たいしたものです。

ややもすれば、体調も悪くなっているのを知りながら、ずるずるとタバコを吸い続けている年配の人がいます。そうやって自分の可能性を狭めているとすれば、なんとももったいない話です。63歳で離煙しても、尾藤さんのように効果があるのです。離煙に遅すぎることはないと考えるべきです。

喫煙に疑問を感じたら、即離煙!タバコのない生活は、本当に最高ですから。


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