なかなか興味深い調査です。
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<性交開始年齢>親と会話少なく、朝食抜き、母親嫌い…早い傾向--厚労省など調査 (毎日新聞)
2009年1月11日(日)13:00
◇思春期の家庭環境、影響?
思春期まっただ中の中学生のころ、親とあまり話さなかったり、朝食もあまり食べず、家庭を楽しく感じなかった子どもほど、性交開始年齢が早い――。厚生労働省と社団法人日本家族計画協会の「男女の生活と意識に関する調査」で、そんな子どもたちの傾向が浮かんだ。【小川節子】
調査は08年秋、全国の16歳から49歳の男女3000人に対して行われ、回収率は54・1%。2年ごとに調査され、今回で4回目。
中学生のころ、「家庭が楽しくない」と答えた人の平均性交開始年齢は「18・4歳」で、「楽しかった」と答えた人の19・1歳より早かった。同様に、「普段、親とよく話をした」人は19・1歳で、「あまり話さなかった」人の18・1歳より遅かった。
「朝食」についても、「毎日食べた」人の19・4歳に対し、「食べなかった」人は17・5歳と顕著な差が出た。また、母親を肯定的に思っていた人が19歳だったのに対し、「嫌い、うっとうしい」と思っていた人は16歳と3歳も早く、母親の影響が大きい傾向も見られた。
調査に当たった同協会常務理事の北村邦夫医師は「原因をはっきりと断定はできないが、親の問題、子ども自身の問題、親子関係などが、子どもを性交に向かわせる要因と何らかの関係があるのかもしれない」と話す。
★セックスレス
セックスレス夫婦の割合は04年32%▽06年35%に続き、今回も増加傾向が見られた。
日本性科学会が定義した、特殊な事情がないカップルで1カ月以上性交がない「セックスレス」は37%で、次いで「1回」(18%)、「2回」(13%)。セックスレスの年齢層別の割合は「40~44歳」が45%、「45~49歳」41%で年齢の高い層でセックスレスの傾向が目立った。
セックスレスの理由について、男性は「仕事で疲れている」(25%)がトップで、以下「出産後何となく」(14%)▽「面倒くさい」(9%)▽「肉親のように思えるから」(7%)の順。これに対し、女性は「出産後何となく」(21%)が一番多く、「面倒くさい」(19%)▽「仕事で疲れている」(15%)が続いた。
北村医師はセックスレス増加の要因として、「厳しい労働環境の下、へとへとに疲れている夫婦、出産後男女の関係から父母になってしまう日本型の家族像がある」と分析。セックスレス防止策として「働き方の見直し、妊娠中、出産後のセックスに対する意識改革、異性間のコミュニケーションスキルの向上、セックスに対する創意工夫が必要だ」と話す。
★中絶・避妊
人工妊娠中絶は55年の約120万人から07年には26万人と5分の1にまで低下。76%の人が中絶手術を受けたことがないと回答している。
中絶が減少傾向をたどる背景には低用量経口避妊薬(OC)などの普及も影響しているようだ。OCについて約7割の人は「ある程度以上知っている」。実際に使っている人も3%と02年時の2倍に増えている。「今後ぜひ使ってみたい」という人も16%おり、将来的にはさらに広がりそうだ。
また、性交後72時間以内に服用すると妊娠を妨げることができる「緊急避妊法」についても約3割の人が知っており、実際に利用したことがある人も6%いた。コンドームを使った避妊方法が85%と主流だが、OCなど、より確実な避妊方法を求める人も着実に増えている。
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いろんな感想をもつ調査結果ではありますが、結論はひとつでしょう。日本人はもっとセックスをしないと。Love and Peaceであります。
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<性交開始年齢>親と会話少なく、朝食抜き、母親嫌い…早い傾向--厚労省など調査 (毎日新聞)
2009年1月11日(日)13:00
◇思春期の家庭環境、影響?
思春期まっただ中の中学生のころ、親とあまり話さなかったり、朝食もあまり食べず、家庭を楽しく感じなかった子どもほど、性交開始年齢が早い――。厚生労働省と社団法人日本家族計画協会の「男女の生活と意識に関する調査」で、そんな子どもたちの傾向が浮かんだ。【小川節子】
調査は08年秋、全国の16歳から49歳の男女3000人に対して行われ、回収率は54・1%。2年ごとに調査され、今回で4回目。
中学生のころ、「家庭が楽しくない」と答えた人の平均性交開始年齢は「18・4歳」で、「楽しかった」と答えた人の19・1歳より早かった。同様に、「普段、親とよく話をした」人は19・1歳で、「あまり話さなかった」人の18・1歳より遅かった。
「朝食」についても、「毎日食べた」人の19・4歳に対し、「食べなかった」人は17・5歳と顕著な差が出た。また、母親を肯定的に思っていた人が19歳だったのに対し、「嫌い、うっとうしい」と思っていた人は16歳と3歳も早く、母親の影響が大きい傾向も見られた。
調査に当たった同協会常務理事の北村邦夫医師は「原因をはっきりと断定はできないが、親の問題、子ども自身の問題、親子関係などが、子どもを性交に向かわせる要因と何らかの関係があるのかもしれない」と話す。
★セックスレス
セックスレス夫婦の割合は04年32%▽06年35%に続き、今回も増加傾向が見られた。
日本性科学会が定義した、特殊な事情がないカップルで1カ月以上性交がない「セックスレス」は37%で、次いで「1回」(18%)、「2回」(13%)。セックスレスの年齢層別の割合は「40~44歳」が45%、「45~49歳」41%で年齢の高い層でセックスレスの傾向が目立った。
セックスレスの理由について、男性は「仕事で疲れている」(25%)がトップで、以下「出産後何となく」(14%)▽「面倒くさい」(9%)▽「肉親のように思えるから」(7%)の順。これに対し、女性は「出産後何となく」(21%)が一番多く、「面倒くさい」(19%)▽「仕事で疲れている」(15%)が続いた。
北村医師はセックスレス増加の要因として、「厳しい労働環境の下、へとへとに疲れている夫婦、出産後男女の関係から父母になってしまう日本型の家族像がある」と分析。セックスレス防止策として「働き方の見直し、妊娠中、出産後のセックスに対する意識改革、異性間のコミュニケーションスキルの向上、セックスに対する創意工夫が必要だ」と話す。
★中絶・避妊
人工妊娠中絶は55年の約120万人から07年には26万人と5分の1にまで低下。76%の人が中絶手術を受けたことがないと回答している。
中絶が減少傾向をたどる背景には低用量経口避妊薬(OC)などの普及も影響しているようだ。OCについて約7割の人は「ある程度以上知っている」。実際に使っている人も3%と02年時の2倍に増えている。「今後ぜひ使ってみたい」という人も16%おり、将来的にはさらに広がりそうだ。
また、性交後72時間以内に服用すると妊娠を妨げることができる「緊急避妊法」についても約3割の人が知っており、実際に利用したことがある人も6%いた。コンドームを使った避妊方法が85%と主流だが、OCなど、より確実な避妊方法を求める人も着実に増えている。
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いろんな感想をもつ調査結果ではありますが、結論はひとつでしょう。日本人はもっとセックスをしないと。Love and Peaceであります。
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