中高校生にたばこを吸わせないためには、やっぱり値上げが一番でした。
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中高生喫煙: 「値段高い」と禁煙 厚労省研究班、10万人調査
2011年7月15日(金)13:00
厚生労働省研究班が中高生約10万人を対象に行った喫煙に関するアンケート調査で、“禁煙”した生徒に理由を聞いたところ、「お金の節約、たばこの値段が高い」と回答した割合が、昨年10月のたばこ値上げ後に急増していたことが分かった。値上げ前に禁煙した生徒では12%だったのに対し、値上げ後は40%と3倍以上に増えた。
アンケートは96年から実施し、今回が5回目。昨年10月に学校を通じて用紙を配布し、無記名で回収。170校の9万8867人から回答を得た。
研究班によると、中高生の喫煙率は男女とも減る傾向にあり、高校男子で「喫煙経験あり」と答えたのは20%で、08年の前回調査から5ポイント減。96年に比べて32ポイント減った。これら喫煙者のうち、喫煙をやめた生徒計4378人に「健康」など複数の選択肢から理由を選んでもらい分析。値上げが禁煙に影響を及ぼしたと推測されるという。
研究代表者で日大医学部の大井田隆教授(公衆衛生学)は「未成年者の喫煙を防ぐには値上げが有効とみられる。また、対面販売の徹底も必要だ」と話す。【佐々木洋】
毎日新聞 2011年7月15日 東京朝刊
たばこ値上げの意外な効用…中高生の2割やめた(読売新聞) - goo ニュース
2011年7月15日(金)19:05
中高生の喫煙経験者のうち、昨年10月1日のたばこ値上げ以降に禁煙した生徒は約2割に上ることが、厚生労働省の研究班(代表者=大井田隆・日本大学教授)の全国調査でわかった。
調査は昨年10月から今年3月にかけて、全国244校の中学、高校を無作為に選んで実施。170校約9万9000人から回答を得た。
その結果、2854人が値上げ後も喫煙を続ける一方、656人が禁煙したと回答した。禁煙した生徒の約4割がその理由として、「お金の節約・たばこの値段が高い」と答えた。
また、毎日喫煙する生徒の63%、月1回喫煙する生徒の46%が、未成年の喫煙防止を目的として2008年に導入されたカード「タスポ」を使って、たばこを購入していることも判明した。大井田教授は「自動販売機の撤去とさらなる値上げが、中高生の喫煙防止に効果的だ」と話している。
タスポ利用中高生、大幅増 喫煙防止効果薄れる(朝日新聞) - goo ニュース
2011年7月14日(木)21:07
たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ(taspo)」が未成年者の喫煙を防ぐ効果が薄れているらしいことが、厚生労働省研究班(代表者=大井田隆・日本大学教授)の調査でわかった。たばこを毎日吸っている中高生の使用経験が6割を超え、2年前の4割より増加していた。
昨年10月~今年2月、全国の中高生約10万人から回答があった研究班のアンケートによると、毎日たばこを吸っているという1612人の63%が「タスポを使ったことがある」と答えた。2008年調査では42%で、大きく増えていた。
月に1日でも吸ったことがあるという3852人でみても、今回は46%と、前回の29%より増加した。
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離煙した諸君は、賢明。喫煙によいことなど何もありません。値上げが若年層のたばこ離れに効果があるというのですから、1箱1000円にしてもらいたいくらいです。
同時に、タスポの弊害も明らかに。タスポを使用するといえども、自販機を利用するのですから、いくらでも抜け道があるはずと思っていたら、案の定でした。節電の折り、たばこの自販機も街中から撤去すべきです。
でも、やらないだろうなあ、たばこ税で儲けようというのが政府・役人の考えだから。原発よりもたばこのほうが被害は大きいと思うんですけどね、国民の健康に対しては。
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