中国とロシアはまだ軍事演習を続けています。しかもその内容は具体的に台湾への上陸侵攻を想定したもののようです。
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中露合同軍事演習、7日目は山東半島で上陸作戦訓練 (読売新聞) - goo ニュース
2005年 8月24日 (水) 20:31
【北京=末続哲也】タス通信などによると、中国の山東半島や周辺海域で行われている中国とロシアの初の合同軍事演習は7日目の24日、上陸作戦の訓練を行った。
現地は同日、強雨などの悪天候に見舞われたが、露軍からは、駆逐艦や対潜水艦作戦用艦艇、上陸用艦艇などが出動。中国軍からは、艦艇10隻や陸上部隊、特殊部隊などが参加。山東半島に陣取った非合法の武装集団を海上から強襲するとの想定で演習を実施した。
また、新華社電によると、中国の曹剛川国防相は、演習視察に訪れたイワノフ露国防相と同日朝、山東省青島で会談し、「演習は、両国指導者が、国際情勢の推移や両国の戦略的協力パートナーシップ強化という大局に着目して下した重大な戦略的決定だ」と述べ、対米けん制などを狙ったと見られる今回演習の意義を強調した。両国防相は、演習を機に、両国の戦略的協力パートナーシップが新段階に入ったとの見方で一致した。
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こうしたことが可能になったのは、皮肉にも日本から送られた累積3兆円以上のODAのおかげです。ところが中国人民にはそうしたことがまったく伝えられていません。
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日本の経済援助78%知らず 軍国主義と中国市民 (共同通信) - goo ニュース
2005年 8月23日 (火) 19:33
【北京23日共同】北京大と日本の民間団体などが23日発表した世論調査で、中国市民の78%が日本の対中経済援助を「知らない」と回答、日本の対中経済協力は中国で一般にほとんど理解されていないことが明らかになった。
調査は、北京大と学識経験者らを集めた日本の民間非営利団体(NPO)「言論NPO」、中国英字紙チャイナ・デーリーが実施。日中両国で、それぞれの国のイメージなどについて聞いた。
それによると、中国市民が日本の政治について持つ印象は「軍国主義」(60%)「民族主義」(50%)の順。逆に日本人が持つ中国政治の印象は「共産主義」(72%)「軍国主義」(36%)。
また、日本の対中経済援助について、中国市民の78%は「知らない」と回答。大学・大学院生に限って聞いた場合は76%が「知っている」と答え、知識層と一般市民の間で認識の違いがあった。
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これほどまでにお互いの国への認識がずれるとは、唖然とします。そこで気になったことを二つほど指摘しておきます。
まず、対中経済援助を日本が延々とやり続けていることを中国のインテリは76%も知っているという事実に注目すべきです。なぜなら、このことに彼の国に存在する、知っているのに言えないという本音と建前のダブル・スタンダードの実態が象徴されているからです。
彼らは正論を吐こうと思えば吐けるのでしょうが、そういうことを公言すれば社会的に抹殺される恐れがあるのです。ゆえに、インテリたちはそういうことに口をつぐみ、その結果、普通の人民は事実を何も知らされないのです。
こんなことが続くようではいつまでたっても日本人と中国人が分かり合えることはないでしょう。日本人も事実を知らしめる努力が必要でしょうが、これから国を背負っていくであろう中国のインテリたちにも奮起をお願いしたいものです。
第二に、日本が軍国主義を奉っているといまでも中国人が信じていることは、常識以前のことですから驚きもしません。しかし、中国を軍国主義だと思っていない日本人が74%もいるということには驚きを通り越して呆れ果てます。
先の合同軍事演習の記事で分かるように、あの国が軍事抑圧国家であることは間違いない事実なのです。にもかかわらず、日本人に中国が怖い国だという認識が薄いというのはどうしたことでしょう。日本人の国際感覚の鈍さを指摘されても仕方ありません。徒に中国脅威論を叫ぶつもりはありませんが、われわれは事実をきちんと認識しなければならないのです。
現在の政権が江沢民の軍事路線を継ぐことは既成路線なのですから。
江沢民軍事路線を継承 (産経新聞) - goo ニュース
中国への用心、ゆめゆめ怠りなきように。
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中露合同軍事演習、7日目は山東半島で上陸作戦訓練 (読売新聞) - goo ニュース
2005年 8月24日 (水) 20:31
【北京=末続哲也】タス通信などによると、中国の山東半島や周辺海域で行われている中国とロシアの初の合同軍事演習は7日目の24日、上陸作戦の訓練を行った。
現地は同日、強雨などの悪天候に見舞われたが、露軍からは、駆逐艦や対潜水艦作戦用艦艇、上陸用艦艇などが出動。中国軍からは、艦艇10隻や陸上部隊、特殊部隊などが参加。山東半島に陣取った非合法の武装集団を海上から強襲するとの想定で演習を実施した。
また、新華社電によると、中国の曹剛川国防相は、演習視察に訪れたイワノフ露国防相と同日朝、山東省青島で会談し、「演習は、両国指導者が、国際情勢の推移や両国の戦略的協力パートナーシップ強化という大局に着目して下した重大な戦略的決定だ」と述べ、対米けん制などを狙ったと見られる今回演習の意義を強調した。両国防相は、演習を機に、両国の戦略的協力パートナーシップが新段階に入ったとの見方で一致した。
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こうしたことが可能になったのは、皮肉にも日本から送られた累積3兆円以上のODAのおかげです。ところが中国人民にはそうしたことがまったく伝えられていません。
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日本の経済援助78%知らず 軍国主義と中国市民 (共同通信) - goo ニュース
2005年 8月23日 (火) 19:33
【北京23日共同】北京大と日本の民間団体などが23日発表した世論調査で、中国市民の78%が日本の対中経済援助を「知らない」と回答、日本の対中経済協力は中国で一般にほとんど理解されていないことが明らかになった。
調査は、北京大と学識経験者らを集めた日本の民間非営利団体(NPO)「言論NPO」、中国英字紙チャイナ・デーリーが実施。日中両国で、それぞれの国のイメージなどについて聞いた。
それによると、中国市民が日本の政治について持つ印象は「軍国主義」(60%)「民族主義」(50%)の順。逆に日本人が持つ中国政治の印象は「共産主義」(72%)「軍国主義」(36%)。
また、日本の対中経済援助について、中国市民の78%は「知らない」と回答。大学・大学院生に限って聞いた場合は76%が「知っている」と答え、知識層と一般市民の間で認識の違いがあった。
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これほどまでにお互いの国への認識がずれるとは、唖然とします。そこで気になったことを二つほど指摘しておきます。
まず、対中経済援助を日本が延々とやり続けていることを中国のインテリは76%も知っているという事実に注目すべきです。なぜなら、このことに彼の国に存在する、知っているのに言えないという本音と建前のダブル・スタンダードの実態が象徴されているからです。
彼らは正論を吐こうと思えば吐けるのでしょうが、そういうことを公言すれば社会的に抹殺される恐れがあるのです。ゆえに、インテリたちはそういうことに口をつぐみ、その結果、普通の人民は事実を何も知らされないのです。
こんなことが続くようではいつまでたっても日本人と中国人が分かり合えることはないでしょう。日本人も事実を知らしめる努力が必要でしょうが、これから国を背負っていくであろう中国のインテリたちにも奮起をお願いしたいものです。
第二に、日本が軍国主義を奉っているといまでも中国人が信じていることは、常識以前のことですから驚きもしません。しかし、中国を軍国主義だと思っていない日本人が74%もいるということには驚きを通り越して呆れ果てます。
先の合同軍事演習の記事で分かるように、あの国が軍事抑圧国家であることは間違いない事実なのです。にもかかわらず、日本人に中国が怖い国だという認識が薄いというのはどうしたことでしょう。日本人の国際感覚の鈍さを指摘されても仕方ありません。徒に中国脅威論を叫ぶつもりはありませんが、われわれは事実をきちんと認識しなければならないのです。
現在の政権が江沢民の軍事路線を継ぐことは既成路線なのですから。
江沢民軍事路線を継承 (産経新聞) - goo ニュース
中国への用心、ゆめゆめ怠りなきように。