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「Ohsadaharu」は、「小惑星」よりも「恒星」にふさわしい名前なのではあるが

2016年02月27日 07時24分25秒 | 時事放談: 国内編

月並みながら(月よりかなり小さいですか)、野球界のスーパースターが「スター(star)」ではなく「アステロイド(asteroid)」になりました。

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小惑星「王貞治」と命名 日本の団体発見、王さんも快諾

 2000年に日本の団体が発見した小惑星が、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長にちなみ「Ohsadaharu」と命名された。国際天文学連合(IAU、本部・パリ)が26日、発表した。

 地球衝突の危険性がある小惑星を探すNPO日本スペースガード協会が運営する岡山県井原市の天文台で見つかり、NPO理事の山岡均・九州大大学院助教(天体物理学)らが命名を昨年9月に申請していた。昨年7月に王さんに会って快諾を得た際に「非常に光栄。名前が付くことで天文に興味を持つ人が増えたらいい」と話したという。

 小惑星は直径3キロとみられ、火星と木星の間にある。太陽を3年8カ月かけ一周している。発見後に付いた惑星番号は「61189」で、巨人時代の背番号「1」やホークス監督時代の「89」が入っていたことも考慮したという。(奥村輝)

宇宙の王に!00年発見小惑星に命名「Ohsadaharu」

宇宙の王に!00年発見小惑星に命名「Ohsadaharu」

現役時代の王貞治氏

(スポニチアネックス)

 日本の団体が2000年に発見した小惑星に、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長にちなみ「Ohsadaharu」の名前が付いた。国際天文学連合(IAU、本部パリ)が26日、発表した。小惑星は火星と木星の間にある。明るさから直径は約3キロと推定され、太陽の周囲を3年8カ月かけて1周している。

 命名を申請していたのは、九州大大学院の山岡均助教(物理学)らのグループ。山岡氏によると昨年7月、王会長に直接会って、申請の了承を得た。王会長は当時「非常に光栄。名前が付くことで天文学に興味を持つ人が増えたらいい」と話していたという。

 この惑星は、地球に衝突する恐れがある天体の発見や監視などを行っている日本スペースガード協会が運営している「美星スペースガードセンター」(岡山県井原市)で00年7月8日に見つかった。

 協会理事でもある山岡氏によると、仲間と小惑星の名前を考えていた際、福岡にゆかりがあり、ホームラン世界記録を達成した王会長の名が浮かんだ。惑星の番号は61189。巨人の選手時代の背番号「1」と、ホークス監督時代の「89」が含まれており、王会長にふさわしいと判断して申請したという。

 IAU小惑星センターのサイトでは、「Ohsadaharu」の説明で王氏について「本塁打世界記録を持つ世界的に知られる野球選手」「06年のワールド・ベースボール・クラシックで優勝した日本を率いた」などと紹介されている。
 

小惑星命名「衣笠祥雄」「津田恒実」「ベーブ・ルース」も
小惑星に命名「Ohsadaharu」
スポニチAnnex 2016年2月27日 05:30

 日本球界で初めて小惑星の名前になったのは「衣笠祥雄」。1999年に小惑星を発見したアマチュア天文家が、衣笠氏の講演に感銘を受けたことがきっかけで命名した。ほかに「津田恒実」、大リーグでは「ベーブ・ルース」などの命名例がある。

 芸能界では「坂本九」「宮崎駿」「庵野秀明」「藤岡弘、」などがある。

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“star”は、「恒星」のこと。「惑星(planet)」とは違います。その中の小さい「小惑星」は、かつては“minor planet”とも呼ばれていましたが、いまは「恒星に似たもの」という意味の“asteroid”という呼称で学術的に統一されているようです。
 
王貞治会長は、「恒星に似たもの」どころか、「恒星」そのものなのですが、こればかりは仕方ありません。天文学者には、新しい恒星を見つけてもらって、「Ohsadaharu」と命名してもらいましょう。
 
にもかかわらず、「光栄」とおっしゃる王会長。本当に謙虚な方です。これだけニュースになるのも、この人の功績とともに、だれからも愛される人柄があるからでしょう。いつまでも、かの小惑星とともに、お元気でいてください。

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