この人の回復力には、恐れ入ります。
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囲碁の7大タイトルを独占する井山裕太7冠(28)=棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段=に、一力遼七段(20)が挑む第42期棋聖戦7番勝負第4局が15日から岩手県大船渡市で打たれ、黒番の井山が177手で中押し勝ちし、4連勝で6連覇を達成した。
井山は昨年10月の2度目の7冠達成から3タイトルを連続防衛し、前回の防衛回数(2回)を超えた。タイトル戦の挑戦手合(タイトルマッチ)での連勝も14とし、自身が持つ18連勝にあと4と迫った。
囲碁の第42期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)の第4局が15、16日の両日、岩手県大船渡市で行われ、井山裕太棋聖(28)が177手までで、挑戦者の一力遼八段(20)に黒番中押し勝ちし4連勝で、6連覇を達成した。国民栄誉賞受賞後、初の対局だった。
一力八段とは昨秋の王座・天元戦に続いてのタイトル戦対局で、計10局を全勝した。名人・本因坊・碁聖・十段とあわせ全七冠を堅持した井山棋聖は、来月6日開幕の第56期十段戦五番勝負(産経新聞社主催)で、村川大介八段(27)の挑戦を受ける。
囲碁界の最高位を争う第42期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖(28)と挑戦者、一力遼八段(20)の第4局は15日午前9時から、岩手県大船渡市の「大船渡市民文化会館」で行われていたが、16日午後6時26分、井山棋聖が177手までで先番中押し勝ちし、4連勝で6連覇を達成。
名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段とあわせて七冠を維持した。優勝賞金は4500万円。
第4局の直前に国民栄誉賞を授与された井山棋聖。今期は2度目の七冠達成後、初めての七番勝負だったが、王座戦、天元戦に続いて3棋戦連続で挑戦者となった一力八段を、冷静かつ力強い打ち回しで圧倒した。
井山棋聖の話「大変な戦いばかりだったが、一局一局、一手一手、自分なりに精いっぱいやってきた結果がこういう形になってうれしい」
一力八段の話「第2局以降はいいところがなかった。(3棋戦通して)苦しい碁が多かった」
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