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安倍首相、オーストラリアと特別な戦略的パーナーシップを結ぶ

2014年07月09日 06時48分51秒 | 時事放談: 海外編

安倍首相、オーストラリアでかなりがんばったようです。

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豪首相「日本は法の下で行動してきた」 歴史問題で批判を繰り返す中国を強く意識
産経新聞 2014.7.8 22:31

 安倍晋三首相にとって7日のニュージーランドのキー首相、8日のオーストラリアのアボット首相との首脳会談は、集団的自衛権の行使を限定容認する憲法解釈変更について、1日の閣議決定後に初めて外遊先で説明する場となった。特にアジア太平洋地域の大国であるオーストラリアの支持が得られるかがポイントだったが、アボット首相は安倍首相が直接、全閣僚に説明をする場を設けるなど歓迎姿勢を示した

 「こうした会合に外国の首脳を招いたのは英国のブレア元首相以来だ」

 8日の日豪首脳会談後、連邦議会内で開かれた安倍首相とアボット政権の全閣僚との会合で、アボット首相はそう語った。各閣僚は一様に「今日の議会での演説は素晴らしかった」などと安倍首相を持ち上げた。

 首脳会談を受けて発表された共同声明には、日豪関係を「特別な戦略的パートナーシップ」と明記。友好国とは「戦略的パートナーシップ」とする表現が一般的だが、「日豪は通常より一段上の関係」(政府高官)との理由で“準同盟国”扱いすることになった。

 その背景には、7年前の第1次安倍政権時代に交渉が始まった日豪EPA(経済連携協定)に正式調印できたことに加え、安全保障面で米国を加えた日米豪3カ国で共同訓練を重ねるなど、関係強化を積み重ねてきたことがある。日豪間は捕鯨問題をめぐり対立も残るが、経済・安保の緊密な関係構築で乗り越えた格好だ。

 日豪間の懸案は積極的な海洋進出を進める中国だ。中国はオーストラリアの最大の貿易相手国だが、安保上の危機感が優先された。

 アボット首相は首脳会談後の記者会見で、歴史問題で執拗(しつよう)に日本批判を繰り返す中国を念頭に「日本は1945年から一歩一歩、法の支配の下で行動してきた。日本を公平に見てほしい」と訴えた。海洋安全保障の強化を目指し、日本とハワイ、オーストラリア、インドをひし形に結ぶ「安全保障のダイヤモンド構想」を提唱する安倍首相は自信を一層深めたようだ。(キャンベラ 桑原雄尚)

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読売も社説で安倍外交を後押ししています。

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日豪首脳会談 「特別な関係」築く安保協力を(読売新聞) - goo ニュース

2014年7月9日(水)01:23

 日本と豪州は、アジア太平洋の平和と安定への責任を共有する戦略的パートナーだ。安倍首相の訪豪を機に、協力関係を一層深化させたい。

 安倍首相はアボット豪首相に、集団的自衛権行使を限定的に容認する新たな政府見解を説明した。「国民の命と平和な暮らしを守り抜くとともに、国際社会でより積極的な役割を果たすことを可能とするものだ」と強調した。

 アボット首相は日本の取り組みを歓迎した。共同記者会見では「日本は戦後、ずっと模範的な国際市民だった」と述べ、平和国家としての歩みを評価した。

 新見解により、朝鮮半島有事などの際、自衛隊が集団的自衛権を行使し、豪軍艦船などを防護できるようになる。安倍首相が豪議会での演説で「日豪は新たな『特別な関係』へ、歴史的脱皮を遂げた」と指摘したのも、うなずける。

 両首脳は、防衛装備品の共同開発に関する協定に署名した。豪州は、日本の潜水艦技術に関心を示しており、当面、船舶の流体力学分野を共同研究する。こうした装備協力を着実に進めるべきだ。

 自衛隊、豪軍と、両国の同盟国である米軍による3か国の共同訓練の拡充も欠かせない。

 中国は東・南シナ海で、力による現状変更を試みている。豪州は、中国との経済関係は強いが、「法の支配」を重視する立場では、日米と足並みをそろえている。日米豪の協力により、中国に粘り強く自制を促すことが重要である。

 日豪首脳は、経済連携協定(EPA)にも調印した。日本は豪州産牛肉の関税を引き下げる。日本製中型車などの関税は撤廃される。早期の発効を目指す。

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の早期妥結へ、日豪が協力することでも合意した。

 豪州に先立ち、首相はニュージーランドを訪問し、キー首相との会談の中でも、TPP交渉の妥結に向けて精力的に取り組む方針を確認した。

 自由貿易の推進は、安倍政権の成長戦略の重要な柱だ。農産物の市場開放などに努め、早期妥結へ役割を果たさねばならない。

 首相は今回、島嶼(とうしょ)国のパプアニューギニアも訪れる。日本の首相の訪問は29年ぶりだ。オニール首相と会談し、天然ガス開発の協力などで一致する見通しだ。

 西太平洋では、中国が島嶼国の港湾整備などを支援し、影響力を強めている。日本は、防災や人材育成などの分野で協力し、各国と信頼関係を築くことが大切だ。

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中国の暴走を止めるには、オーストラリアのような国から認めてもらうのが大切です。その意味で、十分な成果があった歴訪だったといえます。

にもかかわらず、朝日・毎日などの左翼メディアはこのことを大きく報じません。バカげたことです。中国包囲網を整備することこそが、東アジアの安定につながるのに。


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