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WHO、スモーカーお断り!

2005年12月01日 09時45分06秒 | 離煙ニュース: 海外編
WHOがまだスモーカーを雇っていたのか、と逆に驚かされてしまったニュースです。

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WHO「喫煙者雇いません」 国連機関で初

 たばこを吸う人は雇いません―。世界保健機関(WHO)は1日、喫煙者を雇用しない政策を導入した。たばこが健康に有害であることを訴える国連専門機関として、政策の一貫性と「反たばこ」のイメージ強化を狙う。

 WHO当局者によると、職員の新規採用で喫煙者を排除するのは国連諸機関でWHOが初めて。

 WHOは、喫煙を原因とする疾患で毎年世界中で500万人近くが死亡していることを挙げ「たばこの害を減らす運動の先頭に立つ機関としての責任を雇用面でも果たさなければならない」としている。

 WHOは1日から就職希望者への質問項目に「あなたは喫煙者ですか」「喫煙者の場合、WHO就職後も喫煙を続けますか」の2項目を付け加え、両方とも回答が「はい」の場合は申請を直ちに却下する。就職後に「うそ」が発覚した場合は処罰の対象とする。

 WHOは喫煙する現職職員にも禁煙を勧めており、本部は当然、全面禁煙になっている。(共同)

(12/01 08:44)

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このようなニュースが流れると、喫煙者差別であると憤慨する人が出てくる可能性があります。

しかし、民間企業であれ公的機関であれ、働き始めるためにはその組織独特の就職条件をクリアする必要があるはずです。この条件は、その一つにしかすぎません。

年間500万人以上の死亡原因である喫煙習慣をやめさせようと運動しているWHOの職員が、タバコぷかぷかでは笑い話にもならないはずです。その意味、スモーカーを受け入れないという考えは、一つの立派な見識だと思いますし、むしろ遅すぎた処置のような気もします。

逆に言えば、タバコを吸うことを就職条件にする会社・組織があったとしても、ゴウ先生は驚きません。

いまどきそんな所があるはずないと思われるかもしれませんが、実態はどうでしょう。

JTに入るのに、「タバコもタバコを吸う人も大嫌い!」としつこく主張する人間を採用するのでしょうか。あるいは、入社してから社内で禁煙運動をすることが許されるでしょうか。必ず、白い目で見られるはずです。クビになることこそないかもしれませんが、会社に居辛くなるのは明らかではないかと想像します。(映画『インサイダー』のラッセル・クロウの苦しみをご覧あれ!)

というわけで、スモーカーお断りの会社があっても、何の問題もないはずです。

個人的には、ウソをついて就職した職員には処罰が待っているそうですが、その処罰の内容が知りたいです。懲戒免職までありうるのでしょうか?続報を待ちたいところです。よもやそこまでのリスクを冒してWHOに就職するスモーカーがいるというのは考えにくいので、処罰があったとしても使わずにすむ気はしますが。

インサイダー

ポニーキャニオン

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