アシックス、同社史上最高価格のランニングシューズ「メタラン」発売へ

アシックスが、すごいランニングシューズを創り上げました。

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アシックス史上最強ランニングシューズ　値段も過去最高
朝日新聞　2015年11月13日16時49分

　アシックスは１２日、同社史上で「最高性能」をうたう長距離用ランニングシューズ「メタラン」を開発したと発表した。約３年の時間と通常の３倍の開発費をつぎ込み、ランニングシューズに求められる軽量性、安定性、フィット性、クッション性の四つの機能を全て高めたという。

　例えば、靴底の中央に炭素繊維を使った補強パーツをつけるなどし、静止時の側面のフィット性をこれまでの最上級品より「４４％高めた」。かかとの安定性も２８％高まったという。「将来につながる最高のものをつくる」との目標を掲げ、自社の技術を結集して一から設計し直したという。

　１８日から東京、大阪の３カ所の直営店と同社のネットショップで販売する。国内は７００足限定で、価格は税込み２万９１６０円と、同社のランニングシューズで過去最高。継続して販売するかどうかは今後検討するという。

　発表会に登場した陸上短距離の桐生祥秀選手（東洋大）は「クッション性があるのに軽さを感じ、驚いた。トレーニングに使いたい」と履き心地を話した。

長距離ランの概念変える？アシックスが次世代シューズ「メタラン」発表
Fashionsnap　2015年11月12日 22:10 JST

　アシックスが11月12日の今日、次世代の長距離ランニングシューズ「メタラン（MetaRun）」を発表した。「全ての長距離ランナーをターゲットにしたアシックスの新たなベンチマーク」（同社 グローバルブランドマーケティング統括部 統括部長 ポール・マイルズ）と位置付けて、4つの特許技術と5つの新テクノロジーを搭載。グローバル全体で6万足を展開し、うち日本では700足を11月18日に発売する。

　メタランに搭載された新テクノロジーのうち、同社最軽量のミッドソール素材「フライトフォーム（FlyteFoam）」と走りの安定性を高める「アダプトトラス（AdaptTruss）」はともにアシックスの特許技術。フライトフォームによって、業界標準のミッドソール素材よりも約55％、シューズ全体の重量が20グラム以上軽くなるなど各性能を大幅に拡充させる。

　今回の新製品は神戸のアシックススポーツ工学研究所が中心となり「現状のシューズ開発にかかる制約を取り払い、将来につながる今までにない最高のランニングシューズをつくる」というミッションのもと3年をかけて完成。今日開かれた関係者向けの発表会で、同研究所のフットウエア機能研究部 フットウエア機能開発チーム マネージャー森安健太は「各機能の適切な組み合わせを見つけ、バランスを取ることがパフォーマンスの高いシューズを生み出すコツ。長距離を快適に走るために重要な軽量性と安定性、フィット性、クッション性の4つの機能を最大限に発揮することを目指した」と話している。

　メタランはブラックを基調とするゴールド（T641N）とローズゴールド（T691N）の2色を揃え、価格は各27,000円（税抜）。11月18日から公式ECサイトと直営店のアシックスストア東京・原宿・大阪で取り扱う。

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メタラン公式サイト：http://www.asics.com/jp/ja-jp/metarun?utm_campaign=metarun&utm_source=offline&utm_medium=offline

値段的には、ニューバランスのランニングシューズの高いほうとあまり変わらず、700足なんかあっという間に売り切れてしまうことでしょう。ひょっとしたら、買い占め業者が現れ、すぐにプレミアム価格で転売されるかもしれません。メタラン・オーナーの方は、かつてのナイキのエアマックス・イエロー・グラデーションがそうであったように、盗難には気をつけてください。

貧乏英語塾長はジョギングが趣味ですが、その名の通り、貧乏ですから、こんな高価な靴はパスです。値下げされたときに買っている、愛用のアシックス・ニューヨーク2000でトコトコ走り続けます。

ともあれ、18日以降は、ジョギングしている人の足元を見て、メタランを探すことにしましょう。

それにしても、「メタラン」というネーミングは変。「run」の上をいくから「meta-run」なのでしょうが、「メタボ」と「走らん」を足して2で割ったかのようにも読めるわけで、どうにかならなかったものでしょうか。