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「統一球」が何かはわかってきたけれど……

2013年06月18日 08時19分20秒 | 時事放談: 国内編

野球オンチには得体の知れなかった「統一球」。この記事で、少しわかってきました。

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統一球、大量生産で誤差…保管中に反発力低下も(読売新聞) - goo ニュース

2013年6月18日(火)08:02

 プロ野球の統一球を巡り、反発力が昨季より大きくなった事実の公表が遅れた問題で、日本野球機構(NPB)の第三者委員会が近く発足する。

 統一球は2011年から導入され、NPBと契約したミズノが中国の工場で製造している。今季は「飛ぶ」と話題だが、なぜ昨季までのボールは飛ばなかったのか。

 統一球は、08年に就任した加藤良三コミッショナーが「野球の基本であるボールにばらつきはない方がいい」と、導入を強く提唱した。10年当時は 一軍で4社が試合球の公認を受けていたが、メーカーによって「飛ぶ」「飛ばない」という議論が不公平感を醸成していた。また、ワールド・ベースボール・ク ラシック(WBC)などの国際大会で使用するボールと国内使用球との違いに戸惑う選手が多かったことも背景にあった。中心のコルク芯を覆うゴム材に、低反 発の新素材を使った統一球は、反発力や手触りなど、国際試合使用球をイメージしたものだった。

 4社への聞き取りなどを経て、NPBは、最大手のミズノと統一球メーカーの契約を結んだ。価格が安く、品質、供給体制で他社より優れていたからだ。

 各球団にとって、ボールは用具の中で最も費用がかかるが、初年度に同社が提示した単価は850円で、他社より2割ほど安かった。品質の面でも、変形を防ぐために、ゴム材を巻く糸は100%ウール(米大リーグ球は60~70%)を導入前から維持した。

 12球団が1年間で使用する一軍試合球は練習やブルペンなどでの使用も含めて約2万5000ダース(約30万個)と言われる。日本への輸送や通関のトラブルも想定して1万ダースを常に備蓄することも求められており、大量生産による質のばらつきは避けられない。

 統一球は試合直前に年間数回、抜き打ちで抽出され、専門機関で反発係数が測定される。ミズノによると、導入から2年間は、反発係数(平均値)の目 標を基準値の下限(0・4134)に設定していたため、下限を下回って想定以上に「飛ばない」ボールが生まれることにもなった。ボールは「生もの」であ り、保管中に湿気などで反発力が落ちることもあった。今年は製造時の誤差を考慮し、目標値を0・415~0・416に修正した。

 NPBは、導入後も球団、選手の意見を聞いてその後の統一球に関する判断をすることにしていた。だが、12球団の実行委員会が昨年末に「事務局に一任」という形で対応を求めたことも、公表の遅れへとつながった。

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ボール代だけで850円×30万個=2億5500万円かかるわけで、プロ野球というのが改めて凄いビジネスだと思ってしまいます。

でもね、要はボールが飛ぼうが飛ぶまいが、面白いかどうかでしょう、プロ野球の試合が。でも、個人的には、全然関心ないです。30年前までは、王や長嶋や江夏の活躍に、野球をしていなかった貧乏英語塾長ですら胸躍らせたものなんですけど。

統一球の議論よりも、もっと大切なことを忘れているんじゃないですかね。大相撲もサッカーも同じですけど。


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