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高倉健主演『風に吹かれて』(2015)が観られなくなったのが、なんとも悲しい

2016年02月29日 03時26分28秒 | 高倉健

ああ、観たかった……。

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高倉健さん
新作へ出演準備 赤線入り台本、追悼展で公開

毎日新聞 2016年2月28日 21時52分(最終更新 2月28日 23時17分)

 一昨年11月に亡くなった俳優・高倉健さんが生前、新作映画への出演に向け準備を進め、高倉さんの元に台本も届けられていたことが分かった。実現すれば206作目の出演映画になっていた。台本は11月19日から東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで開催される追悼特別展「高倉健」で展示される。

 映画のタイトルは「風に吹かれて」。当初は「バラ色の人生」だったが、このタイトルに変更された。熊本の阿蘇を舞台に、年老いた猟師が人生の終幕に向け自らの生き方を問う物語で、東宝が製作し、「ホタル」「あなたへ」など多くの高倉作品を手がけた降旗康男監督がメガホンを取る予定だった。高倉さんの台本には、赤鉛筆で赤線が引かれたり、「?」などの文字が書き込まれたりしており、役作りに取り組んでいた様子がうかがえる。【三岡昭博】

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上の台本を読むと、どうやら高倉健さんの役は、「寛」という名前のようで、得意の乗馬を若者に教えてやるシーンがあったようです。乗馬がうまくて好きな健さんのことですから、本人も乗ったことでしょう。そしたらば、あの歳でも驚くほど端正な乗馬姿をきっと見せてくれたはずです。

それが、すべて見られなくなったのです。死は残酷です。せめて、台本ぐらい全部読みたいのですが、出版はされないのでしょうか。

ともあれ、あと9か月も先の追悼特別展ですが、必ず見に行くことにします。改めて、合掌。


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1 コメント

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菱田伸一郎 (クレタのゼウスの風)
2016-11-17 03:50:43
風に吹かれて、ボブ、の歌も、五木寛之のエッセイも、高校の時から、読んでいた。愛は風のごとくともいうけれど、ギリシャのエーゲのブルーは、巫女のス島に、君と、歩いているような、光が、反射しているのであった。宇宙のかなたから、流れ来て、私と、君との間、とおり吹き抜けていく、確かな、愛の実在。けれど、クレタの1万年前からの文明文化に、時計が止まるのであった。ゼウスは、クレタ出身だという、アジア系の黒い瞳に、黒い髪の女性の姿も、あった。アウレリウスの像も、クレタにあった。
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