情けない。地名もちゃんと読めないで、国のスポークすパーソンである官房長官といえるのでしょうか。長官をサポートする官僚・秘書は、何をしているのでしょう。
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菅官房長官 枚方市を「まいかた」と誤読…同市は「マイカタちゃいます」懸命PR中
同市の公式サイトなどでは、「枚方のことを『マイカタ』と読んでしまう人が全国にどれだけいるのか?」「正しく読める人と『マイカタ』と読んでしまう人の割合を全国調査し、分布図を作成・公開します。現在、調査にご協力いただける人を募集中です。協力者には『マイカタちゃいます』グッズをプレゼント!」などと、間違われがちな読み方を正しく認識してもらうため、懸命なキャンペーンを行っている。
菅官房長官はこの日午前11時15分から行った会見で、「震度6弱を観測した大阪市北区、高槻市、“まいかた”市、茨木市、箕面市…」と話した。ネット上では間違いを指摘する声とともに、「まいかた、って読んでしまいます」「自然に読むとまいかた」などの声もあがっていた。
枚方市はV6・岡田准一が2代目キャラクター『超ひらパー兄さん』を務める「ひらかたパーク」(愛称・ひらパー)で知られる。
なお、同市出身で枚方市PR大使を務める俳優・川崎麻世はツイッターで「官房長官、マイカタちゃいます、枚方(ひらかた)です。」と官房長官の読み間違いを訂正している。
「まいかた」ちゃうで、「ひらかた」やで――。読み間違えられることが多い大阪府枚方(ひらかた)市が、市名の知名度について全国調査している。9月末まで続け、結果を落とし込んだ全国地図を作製。難読名をPRに生かすべく、年内の公表を目指す。
名付けて、全国「マイカタちゃいます、」分布図調査。5月から、府外在住の人を対象に市のホームページで協力を呼びかけているほか、府外に出張した市職員が自治体に調査用紙の配布を依頼している。
今月14日までに、24都道府県から計129件の回答が集まった。菅官房長官正答が約6割の78件。誤読では「まいかた」が最多の32件で、「まいほう」(千葉・20代男性)、「牧方」と勘違いした「まきかた」(福島・30代男性)なども多かった。日頃、市への電話や郵便物の宛名でも、同様の誤りがあるという。
市文化財課によると、「枚方」の地名が確認できるのは、奈良時代の「播磨国風土記」。「河内国茨田郡枚方里」と記されている。一方、江戸時代から明治初期にかけて、地図などに「牧方」の表記があるそうだ。だが、ふりがなは「ひらかた」。同課は「ひらかたの由来や、一時、牧方になった理由などは分からない」と言う。
大阪府北東部に位置する枚方市は、大阪市や京都市への通勤が便利なベッドタウンとして発展。だが、人口はピークだった2009年の約41万人から、昨年末までに8千人近く減少した。
市は16年から、定住促進策を兼ねた「マイカタちゃいますプロジェクト」を始めた。市勢要覧や翌17年の市制70周年記念誌に、市出身で、地元の遊園地「ひらかたパーク」の「園長」を務める人気グループV6の岡田准一さんを起用し、積極的にPR。昨夏には、定住促進PR用のウェブサイトで伏見隆市長が「住んでくれるなら、マイカタでもいい。」と、笑顔で自虐的にアピールした。
市広報課の野田充有(みつあり)課長は「全国の人に枚方を知ってもらうことがコンセプト。全国の分布図をみて、PRの方法を練っていきたい」と話している。(古田寛也)
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