香川県と福岡都市部のタクシー、完全禁煙に

よいことです。離煙派もこれからは、香川と福岡で気軽にタクシーに乗れます。

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香川県内タクシー、全面禁煙スタート　四国初 （四国新聞）
2008/03/02 09:40

　島しょ部の一部を除く香川県内の全タクシーが１日から全面禁煙となった。県乗用自動車協同組合（川畑政広理事長）は、ＪＲ高松駅や高松空港などに禁煙を伝える看板を設置するとともに、利用客への対応マニュアルを作成し、この日に備えた。猪塚明専務理事は「サービス向上の一環。愛煙家の利用者には理解を求めたい」と協力を呼び掛けている。

　禁煙となったのは同組合の９４社１６８９台と個人タクシー１４５台の計１８３４台。全国で１７例目で四国では初の実施。

　タクシーの左後部ドアには「禁煙車」のステッカーが張られ、座席後部の灰皿は撤去。運転手は乗り込む利用者に禁煙を呼びかけた。

　ＪＲ高松駅（高松市浜ノ町）では、新たな装いの車両が列を作った。男性運転手（５７）は「全国的な流れなので仕方ないが、同じ禁煙なら他の交通機関を使うのでは」と客離れを不安視する声も。

　自宅からＪＲ高松駅まで乗車した同市の男性会社員（５３）は「一服する場所がなくなり残念」とあきらめ顔。丸亀市の主婦（４６）は「車内に残ったにおいも気にせず利用できる」と歓迎していた。

タクシーで一服、「お別れ」…福岡都市圏で禁煙スタート　（読売新聞）

　福岡都市圏で１日、ほぼすべてのタクシーが禁煙となった。嫌煙家から「利用しやすくなる」と歓迎の声が上がる一方、愛煙家は「肩身がどんどん狭くなる」との声が聞かれた。

　禁煙となったタクシーは福岡市のほか、太宰府、宗像市など１９市町の計約６９００台。禁煙化は１６都県ですでに実施されており、福岡でも「たばこのにおいをなくしてほしい」との乗客の要望を受けて導入された。

　姪浜タクシー（福岡市西区）では１日朝、乗務員が接着剤で車内の灰皿が開かないようにしたり、禁煙マークをあしらったステッカーを後部座席ドアに張ったりした。

　ＪＲ博多駅のタクシー乗り場では、市タクシー協会（中井真紀（しんき）会長）による街頭キャンペーンが行われ、協会役員や市職員が「受動喫煙防止のために配慮を」と呼びかけた。

　この日、同駅までタクシーに乗ってきた同市東区の会社員久木崎徹さん（３５）は「前からたばこのにおいが気になっていた。息子と一緒に利用することもあるので良いこと」と喜び、東区の川副兼太郎さん（２６）は「吸わない人にとってはうれしい」と歓迎した。

　一方、乗務員からは乗客とのトラブルを懸念する声が聞かれた。東区の運転手佐渡友（さどとも）保男さん（５３）は「酒に酔った客がたばこを吸いたいと言い出したときに、理解してもらえるか心配」と不安げな表情を見せた。南区の愛煙家の男性（６２）は「一服できるのはタクシーだけだったのに……」とあきらめ顔だった。

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こんなに早く禁煙化が進むとは思えなかった両地域。率直に言って、驚きです。核なる上は、全国のタクシーが禁煙になり、タバコの臭いのしない居酒屋がいっぱい増えてくると最高なのですが。