ハリソン・フォード、凄すぎます。
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(日刊スポーツ) 01月09日 23:45
大ヒット上映中の米映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でハン・ソロ役に32年ぶりに復帰した俳優ハリソン・フォード(73)が、デビューから現在まで出演した41作品の米国内での興行収入の累計が8日時点で47億500万ドル(約5646億円)を超え、歴代1位となったことが明らかになった。
昨年12月18日に世界同時公開された「フォースの覚醒」が、2009年に「アバター」が記録した7億6050万ドルの全米興行収入を超える歴代1位を記録する大ヒットしたこと受け、「アベンジャーズ」シリーズなどで知られる俳優サミュエル・L・ジャクソンを抜いて歴代1位になった。フォードは、今後も大ヒット作「インディ・ジョーンズ5」や「ブレードランナー」の続編に出演することが決まっている他、17年に公開される「スター・ウォーズ エピソード8」にも出演すると言われており、生涯累計興行収入ランキングで今後もトップを独走するものと予想されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『アバター』抜いて全米歴代興行収入1位をスピード樹立
現在日本でも公開中の「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の全米興行収入が、7億6100万ドル(約913億2000万円)を記録。これによって、2009年に『アバター』が記録した7億6050万ドル(約912億6000万円)を上回って全米興行収入歴代1位となった。
『アバター』は318日間の興行でこの記録を打ち立てたのに対し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はわずか20日間という脅威のスピード樹立となった。
また日本では、初登場で週末興行収入1位を記録、3週連続週末興行収入成績1位に輝いた。公開から20日間の興行収入は、70億7100万円を記録しており、これは23日間で70億円を突破した『アナと雪の女王』を3日間上回るペースだ。
2016年1月1日現在の全世界興行収入歴代1位は、『アバター』の27億8796万ドル(約3290億8000万円)。全世界興行収入では、現在8位にランクインしている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』だが、こちらの記録更新にも期待したい。
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最近でこそ脇に控えることが多くなりましたが、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)以降、ハリソン・フォードはほとんどの出演作が主役なのですから、こういっては失礼ですが、サミュエル・L・ジャクソンの記録とは重みが違います。
今後の作品に関していえば、『インディ・ジョーンズ5』は、前4作と同じく、スティーヴン・スピルバーグが監督するとか。
『ブレードランナー』の続編は、『プリズナーズ』(2013)『複製された男』(2013)『ボーダーライン』(2015)のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督予定。主役はライアン・ゴズリングで、ハリソン・フォードは脇に回るようです。タイトルは、まだ決まっていません。
ただし、この2作は製作・公開とも、未定です。
それに対して、『スター・ウォーズ:エピソードVIII』は、『LOOPER/ルーパー』(2012)のライアン・ジョンソンの監督・脚本で、すでに撮影が開始されており、日本では2017年7月1日公開予定。ハリソン・フォードの出演も、間違いないようです。
ファンとしては、楽しみな話ですが、73歳のおじいちゃんのインディ・ジョーンズには、少し心配になります。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の最新の興行収益は、全米7億8114万ドル、世界で16億244万ドルで、『アベンジャーズ』(2012)を抜いて、歴代4位となり、歴代3位の『ジュラシック・ワールド』(2015)の16億6898万ドルを射程圏内にしています。ここ数日のうちに歴代3位になることは間違いないでしょう。
残るは、歴代2位の『タイタニック』(1997)の21億8677万ドルと歴代1位の『アバター』のみとなります。
こういう状態ですから、ハリソン・フォードの今回のギャラも、ものすごいようです。
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『スター・ウォーズ』ギャラ事情が判明!ハリソン・フォードだけケタ違い
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でハン・ソロを再演したハリソン・フォードの出演料が2,300万ポンド(約42億5,500万円)以上にも上るとイギリスの Daily Mail Online が報じ、同作の出演者や監督のギャラ事情が明らかになった。(1ポンド185円換算)
同サイトによると、ハリソンは1,670万ポンド(約30億8,950万円)の出演料と映画の収益の0.5パーセントを得る契約をディズニーと交わしているようだ。ディズニーの関係者は「ハリソンは、この映画にとってなくてはならない存在でした。彼は古い世代と新しい世代の繋がりそのものだから、ハリソンなしでは物語が成立しなかった」と明かしたとのこと。
一方、主要キャストのデイジー・リドリーとジョン・ボイエガは30万ポンド(約5,550万円)と控えめ。関係者は新ヒロインのデイジーについて「彼女にとって今後のキャリアを形成する役なので、たぶん無償でもこの役を引き受けたでしょうね」と付け加えたという。
メガホンを取ったJ・J・エイブラムスには監督としての報酬330万ポンド(約6億1,050万円)と収益の2パーセントが支払われる。また、旧シリーズのキャラクターのレイア姫を再演したキャリー・フィッシャーは、シリーズ初期に肖像権の譲渡に同意してしまっていたため、今作のギャラは100万ポンド(約1億8,500万円)とハリソンと大きく差がつく形となった。なお、1977年の『スター・ウォーズ』シリーズ第1作でのハリソンの報酬は7,000ポンド(約129万5,000円)だったという。(編集部・那須本康)
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これだけの売り上げだと、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のハリソン・フォードのギャラは、最終的には50億円から60億円になりそうです。今年のギャラ世界一は、ハリソン・フォードで決まったも同然です。
この年齢にして、このギャラと運の強さ。脱帽です。
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