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安倍首相のアフリカ重視政策を歓迎する

2014年01月15日 06時12分46秒 | 時事放談: 国内編

よいことです。首相には、どんどんアフリカに行って、関係強化に努めてもらいましょう。

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アフリカ外交 「日本らしさ」を互恵に生かせ(読売新聞) - goo ニュース

2014年1月15日(水)01:33

 豊かな天然資源を有する成長市場、アフリカに世界が注目している。日本も関係を一層強化しなければならない。それが日本経済の活性化にも好影響を与えるだろう。

 安倍首相がアフリカのコートジボワール、モザンビーク、エチオピア3か国を訪問した。首相のサハラ砂漠以南のアフリカ歴訪は、2006年の小泉首相以来だ。

 コートジボワールは西アフリカの物流拠点で、モザンビークは天然ガスなどに恵まれている。エチオピアにはアフリカ連合(AU)本部があり、政治の中心と位置づけられている。訪問先にアフリカ全体への目配りがうかがえる。

 安倍政権は昨年6月、アフリカ各国の首脳を招いて第5回アフリカ開発会議(TICAD5)を開いた。今回の歴訪は首脳との信頼関係を強める目的もあった。

 首相がエチオピアで行った政策スピーチは、日本とアフリカの互恵関係構築に重点を置いた。

 進出した日本企業が地元の従業員教育に努め、一人一人の創意工夫を大切にしていることを紹介した。日本企業との関係が強まれば、日本とアフリカは共に利益を得る「ウイン・ウインの関係」になれるとも強調した。

 政府としては、アフリカの若者と女性に焦点を当て、職業訓練や留学生受け入れなどの人材育成に加え、出産や子育てへの支援を進める方針も表明した。

 アフリカには、中国が近年、投資や融資を急拡大している。だが、中国企業は、中国人労働者を流入させ、地元の雇用につながらず、資源や利益を一方的に自国に還元するだけだとの批判がある

 首相が、中国と差別化を図り、「日本らしさ」をアピールした狙いは理解できる。今回、日本企業の代表を同行させたのも経済関係強化の一環と言えよう。アフリカでの日本の存在感をもっと高めていく必要がある。

 肝要なのは、日本企業が進出しやすい環境を整えることだ。政府開発援助(ODA)を活用して、道路や発電所などのインフラ(社会基盤)をますます充実させていかねばならない。

 アフリカにはなお、テロが横行し、政情が不安定な地域も少なくない。南スーダンは内戦に陥りかねない危機に直面している。日本は地域の安定のため、治安対策でもさらに貢献すべきだろう。

 首相は「何度でもアフリカを訪れたい」と語った。官民が連携し、中長期的な視点で、アフリカと関係を深めていくべきである。


安倍首相、地域貢献で中国との差打ち出す アフリカ訪問
朝日新聞 2014年1月15日00時36分

 安倍晋三首相は14日、中東・アフリカ訪問を終える。アフリカで訪問したコートジボワールとモザンビーク、エチオピア3カ国の首脳会談では人材育成や地域貢献を強調しつつ、中国に比べて出遅れている日本企業の進出を後押しする姿勢を打ち出した。一方で課題も浮き彫りになった。

 14日午前(日本時間同日午後)、アフリカ連合(AU)本部。首相はスピーチで「日本と日本企業にはお役に立てる力がある」と各国代表に訴えた。日本政府は2012年に「16年までに10億ドル(約1千億円)」と表明していた民間開発への円借款を20億ドルに倍増することや、紛争・災害対策に3・2億ドルを出す意向も示した。

 豊富な天然資源を背景に高い成長率を示すアフリカは「日本にとってのフロンティア」(首相)。アベノミクスを支える経済外交でも重要な意味を持つ。豊富な資金力を背景に開発を進める中国を巻き返そうと、首相は今回、人材育成や環境技術移転、病院・学校建設などの振興策をひとまとめにした「官民一体」の支援を売り込んだ。

 首相はスピーチでも「一人ひとりが自信を身につけることで社会は安定し、民主主義の確かな土壌ができてくる」と強調。同行筋は「『支援』といいつつ、資源を収奪する形の中国との違いを打ち出した」と解説する。中国の王毅外相も6日からアフリカ4カ国を訪問しており、これを強く意識した訪問となった。

 訪問先での企業関係者の集まりには立ち見が出て、首相も「注目度は意外なほどだった」と周囲に話した。

 ただ、13日の日エチオピア首脳会談では、同席したエチオピアの投資関係者から「すでに中国やトルコ、インドが進出しており、日本は遅れている」との声が出た。各国首脳は会談で投資環境整備を約束したものの、「投資には一層の制度整備が必要」(同行企業の幹部)との声も根強く、具体的な成果が見えるのはまだ先だ。「必要なら何度でもアフリカを訪れたい」。首相はスピーチをこう締めくくった。(アディスアベバ=小野甲太郎)

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■安倍晋三首相がアフリカ3カ国で表明した主な支援内容

コートジボワール 元兵士の社会復帰や女性の自立、警察能力強化などに約8億円

モザンビーク   北部の地域開発に約700億円の政府途上国援助(ODA)

エチオピア    ソマリアや南スーダンの難民支援に国際機関を通じ約12億円

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中国に対して、遠慮ばかりしていた感のある対アフリカ外交。安倍首相になって、積極的にアフリカに働きかけているのが、とても好ましく感じます。中国の暴走を止めるためにも、アフリカにおける日本の存在意義を高めることが重要です。

首相の外遊の多さに予算超過となってしまったという報道がありましたが、このような有意義な外遊であるなら、どんどん出かけるべきです。国益につながる出費に対して、国民は文句をいいません。


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