ジョコビッチ選手も、人の子だったというわけです。
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【ウィンブルドン(英)=西村海】2日に行われたテニスのウィンブルドン選手権男子シングルス3回戦で、昨季覇者で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、世界ランキング41位のサム・クエリー(米)に6―7、1―6、6―3、6―7で敗れる波乱があった。
ジョコビッチの四大大会の連勝記録は30でストップ。昨年ウィンブルドンから続いていた四大大会の連続優勝も4で止まった。
ジョコ、4大大会30連勝でストップ…世界41位クエリー大金星
テニスのウィンブルドン選手権第6日は2日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス3回戦で世界ランキング1位の第1シード、ノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が同41位で第28シードのサム・クエリー(27=米国)と対戦。6―7、1―6、6―3、6―7で敗れ、4大大会での連勝が30で止まった。
ジョコビッチが前日に6―7、1―6とリードされ降雨サスペンデッドとなった試合は第3セットから再開。ジョコビッチはいきなり4ゲームを連取、降雨中断後に反撃されたものの、6―3でこのセットを奪った。だが、続く第4セットも6―5とリードされた場面で雨で中断。再開後のサービスゲームはキープして6―6としたものの、タイブレークを5―7で落とし、ウィンブルドン3連覇。4大大会5連続優勝の夢は断たれた。大金星のクエリーは7年ぶりの4回戦進出。
ジョコビッチが4大大会で敗れたのは、2015年の全仏オープン決勝、スタン・バブリンカ(31=スイス)戦以来。4大大会での3回戦敗退は09年の全仏以来となった。
ジョコビッチは6月29日の2回戦でアドリアン・マナリノ(28=フランス)を下し、男女シングルスを通じて唯一、年間グランドスラムを2度達成(62、69年)しているロッド・レーバー(オーストラリア)の4大大会29連勝を抜き、68年のオープン化以降では男子最長となる30連勝を達成していた。
【速報】波乱 ジョコビッチ全英3回戦敗退、偉業達成の夢絶たれる<男子テニス>
Yahoo!/tennis365.net 7月3日(日)1時4分配信
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会6日目の2日、男子シングルス3回戦が行われ、3連覇と4度目の優勝を狙っていた第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第28シードのS・クエリー(アメリカ)に6-7 (6-8), 1-6, 6-3, 6-7 (5-7)で敗れる波乱が起き、年間グランドスラムの夢は絶たれた。
前日に世界ランク1位のジョコビッチは第1セットをタイブレークの末に落とすと、第2セットではクエリーに2度のブレークを許し、2セットダウンと崖っぷちに追い込まれたタイミングで雨により中断、翌日へ順延となった。
この日、ジョコビッチは第3セットを6-3で取り、挽回へ向けて始動。しかし、第4セットのゲームカウント5-6とした時点で雨により一時中断を余儀なくされた。
再開後、第12ゲームをラブゲームでキープしてタイブレークに突入。先にミニブレークに成功するも、クエリーにポイント連取を許し、ジョコビッチは3回戦で姿を消した。
今年の全豪オープン、全仏オープンで優勝を飾ったことで、年間グランドスラム(同シーズンにグランドスラム全4大会で優勝)、さらに男子テニス界では誰も達成していない同一シーズンにグランドスラム4大会全てで優勝とオリンピックで金メダルを獲得する年間ゴールデン・スラムの偉業達成に期待がかかっていた。
過去のウィンブルドンでは2011年に決勝でR・ナダル(スペイン)を破り大会初優勝、2014・2015年は決勝でR・フェデラー(スイス)に勝利してタイトルを獲得。今大会でも不動の優勝候補だったが、大会3連覇と4度目の優勝とはならなかった。
一方、勝利したクエリーは今回の勝利でジョコビッチとの対戦成績を2勝8敗とした。4回戦ではN・マウー(フランス)と対戦する。
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年間グランドスラム、年間ゴールデンスラムにもっとも近い選手と思っていただけに、3回戦での敗退は驚きとしかいいようがありません。雨の多い今年のウィンブルドン、魔物が住んでいたようです。
ファンとしては、残念のひと言。腐らずに、復活を遂げてほしいものです。
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