国民はジャーナリズムを通してしか政治を監視できません。国民の疑問を代弁するのが、ジャーナリズムの役目。この時期に取材拒否する菅氏のマスコミ対応は国民軽視の表れだと受け取ってしまいます。
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だんまり中の菅首相 “突撃取材”も回答一問(産経新聞) - goo ニュース
2011年4月6日(水)08:00
東日本大震災発生以降、「震災対応」を理由に記者団のぶら下がり取材に応じていない菅直人首相が5日夜、首相官邸から公邸に戻る際、記者団から“突撃取材”を受ける一幕があった。
ぶら下がり取材を拒否する首相に記者団がしびれを切らした格好だが、首相が答えたのはわずか1問だけだった。
記者団からは「魚から放射性物質が出て、漁業関係者らから不安の声が上がっている。対策は?」と質問を浴びせられたが、首相は無言のまま立ち止まらず、原発周辺の首長らと会談した感想を問われ、ようやく「いろいろな話を聞かせてもらいました」と口を開いた。
これに先立ち、首相は官邸で民主党の岡田克也幹事長、安住淳国対委員長ら党幹部と会談。首相周辺によると、安住氏からは今週末に宮城県内の視察を求められ、首相は意欲を示したという。
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こんな菅氏ですから、周辺からさまざまな与太話が流れてくるのです。
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首相「役人使えるのは一に亀井さん、二に私」(読売新聞) - goo ニュース
2011年4月7日(木)01:46
国民新党の亀井代表は6日の記者会見で、菅首相と2日に会談した際、首相が「役人をきちんと使えるのは一に亀井さん、二に私、三に仙谷(由人官房副長官)かな」と語っていたことを明らかにした。
首相は「官僚への不信感が強い」との評が専らだけに、「自分が2位とは、うぬぼれすぎでは」とやゆする声もある。
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役人がちゃんと使えていれば、今回のようなお粗末な原発対応はなかったはず。ちゃんちゃらおかしい発言です。
とはいえ、そもそも菅氏がこういうことを言ったかどうかは、分かりません。亀井氏のリップサービスの可能性もあります。だからこそ、菅氏はマスコミとの良好な関係を維持するように努めるべきなのです。
国民の問いに黙り込んだ為政者は「独裁者」と呼ばれるものと決まっているのですが。
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