すばらしいことです。期待しています。
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宮古島海上保安署(沖縄県宮古島市)が「保安部」に1日付で昇格し、15日、開所式があった。尖閣諸島の周辺に現れる中国船への対応のため、2018年度までに巡視船と人員をいずれも4倍に増やす。
開所式で中島敏・海上保安庁長官は、8月に中国公船によって繰り返された尖閣の領海侵入を念頭に「外国漁船の活動の活発化と、操業海域への外国公船の出現に対し、拠点機能の確保が急がれていた」とあいさつした。
石垣市にある石垣海上保安部では、新造の大型巡視船(1500トン級)10隻を含む計12隻の「尖閣専従チーム」が2月に発足している。一方、漁船の取り締まりには、小回りの利く主に200トン前後の小型巡視船が当たるため、その増強が必要だった。
宮古島保安部では、監視能力を高めた小型巡視船を18年度までに新たに9隻配備。現在の3隻と合わせて計12隻態勢とし、石垣の専従チームと連携する。職員数は55人から約200人に。新型船は船体を強化し、外国漁船との接触による衝撃を吸収するよう緩衝材もとりつけるという。
12年9月に尖閣諸島が国有化されてから、周辺海域では中国公船による領海侵入が繰り返されている。今年8月には延べ23隻の中国公船が領海に侵入した。(小山謙太郎)
【宮古島】第11管区海上保安本部は15日午前、宮古島海上保安部(久留利彦部長)の開所式を宮古島市平良のホテルアトールエメラルドで開催した。海保や地元関係者約160人が出席した。海上保安庁の中島敏長官らが登壇し、尖閣諸島周辺海域の警備やマリンレジャー事故などの対応強化の決意を述べた。
宮古島海上保安部は海上保安署から1日付で昇格した。2016年度末までに、新たに開発された規制能力強化型巡視船(PS型、長さ約43㍍、幅約7・8㍍)3隻が全国で初めて伊良部島の長山港に配備される。さらに18年度までに同巡視船6隻が配備される。既存の巡視船・巡視艇3隻と合わせると、最終的に計12隻体制になる。
中島長官は12年9月に尖閣諸島が国有化されて以降、中国公船による領海侵入が相次いでいると強調した。その上で「外国漁船や外国公船の出現に対して、宮古島での拠点確保が急がれていた。海保創設時からの伝統とする『正義』『仁愛』の精神の下、地域の期待に応え、信頼される組織になることを誓う」と述べた。【琉球新報電子版】
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度重なる中国公船、中国漁船の領海侵入を阻止するためには、これでもまだ足りないような気がします。日本政府は、さらなる防衛強化に努めるべきです。
しかし、今回の措置が、大進歩であることは間違いありません。自分の国は、自分で守る。その意思が伝わってきて、頼もしく思えます。
海上保安官諸氏にはご苦労ですが、よろしくお願いします。日本固有の領土を守ってください。
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