当然の経営判断です。
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外食チェーンのサイゼリヤは27日、2019年9月ごろまでに約1千店の全店を全席禁煙にする方針を明らかにした。厚生労働省が20年の東京五輪・パラリンピックまでに受動喫煙対策を強化する法改正を検討しており、ファミリーレストランなどが規制対象になる可能性があるため、対策を急ぐことにした。
来年2月以降に出す新店から、店内に喫煙スペースを設けるなどして、客席は全席禁煙にする。既存店も順次改装し、客席はすべて禁煙にする方針だ。
法改正をめぐる議論では、喫煙席のある店で未成年の就労を規制する案もある。10月に会見した堀埜(ほりの)一成(いっせい)社長は「高校生のバイトが働けなくなる」と人手確保の面から懸念を示し、いずれ全店を禁煙にする考えを示していた。
外食チェーンでは、ロイヤルホストホールディングス(HD)や日本マクドナルドHDが全席禁煙化を完了。日本ケンタッキー・フライド・チキンも9割以上の店を全席禁煙にしている。(高橋末菜)
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喫煙者の割合が2割を切ったいま、喫煙席を設けておくことは経営を苦しくするだけ。ましてファミレスは、女性・子供が行く場所。サイゼリヤの決定は遅すぎるとさえもいえます。
自民党のようなノータリン集団のいうことを聞いていると、タバコ嫌いの人が働いてくれなくなって、これからの飲食業界は人手不足になるのは目に見えています。それを配慮した飲食店が増えるのは、客にとっても、従業員にとってもすばらしいことです。
とにもかくにも、受動喫煙被害対策に関して国や地方自治体の動きが遅い中、私企業が動くのはありがたいこと。タバコと縁を切りたい離煙派が通える店が、また一軒増えました。
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