働きたい高齢者には、ありがたい試みです。歓迎します。
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健康ならば生涯現役 人材不足で新制度、大和ハウス工業
朝日新聞 2015年3月28日12時19分
体が許せば「生涯現役」――定年後も条件次第でずっと働き続けられる人事制度を、大和ハウス工業が4月から導入する。建設現場では人材不足が続いており、高齢者をさらに活用できるようにする。
65歳の定年後も働き続けることを希望する人のうち、上司の推薦があり、週4日勤務できる健康な人を嘱託社員として再雇用する。給与は月20万円で、ボーナスも正社員の半分ほどの支給率で支払う。契約は1年で、更新できる。
初めてになる新年度は対象者の3割、9人が利用。2016年度以降は5割以上の利用をめざすという。能村盛隆人事部長は「まだ働きたいという人には、年齢の制約にしばられずに勤務してもらいたい」と話す。
13年に施行された改正高年齢者雇用安定法に対応し、65歳までの希望者に働く場を確保している企業は増えているが、年齢を制限しないのは大企業では珍しいという。厚生労働省高齢者雇用対策課の担当者は「法律で決められている以上の取り組みになり、先進的な事例だ」と話す。(神沢和敬)
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定年で別の道を歩くのもひとつの人生なら、これまでやってきた仕事を続けるのもひとつの人生。こういう形で選択肢が増えるのは、とてもよいことです。報酬や就業規則がやや気になりますが、それでもやりたいという人が9人もいたのですから、決して悪くはない条件なのだと思います。
老人パワー、侮れません。こういうシステムを導入する会社が増えて、日本が活気のある高齢化社会になることを強く望みます。
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