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リコーの勤務時間内完全禁煙規則に拍手を贈ろう

2015年01月09日 04時55分58秒 | 離煙ニュース: 国内編

リコー、さすがです。

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勤務時間中は全面禁煙=出張や外出先でも―リコー
時事通信社 2015年1月7日(水)19時55分配信

 事務機大手のリコーは7日、国内のグループ会社で勤務時間中、全面禁煙にしたと発表した。定時の就業中であれば社内だけでなく出張や外出先でも禁止する。他人のたばこの煙を吸う受動喫煙を防ぎ、社員の健康に配慮するため。

 本社や工場など国内全ての事業所で勤務する正社員約3万7000人に加え、契約社員やパートタイマーも対象。これまであった喫煙所を敷地内から撤廃した。禁煙支援のため、同社は補助薬の購入や治療に必要な費用を半額補助する制度を設けている。

 職場以外に出張や外出先でも社員に禁煙を求める会社は数少ないという。半導体製造のロームが1998年から同様の規則を定めている。 


社外の人も対象:
リコー、社内・就業時間内は全面禁煙に
リコーは今年から、社内の喫煙・就業時間内の喫煙を全面的に禁止した。勤務時間内は外出先や移動中、出張先でも禁煙。グループ全社員の他、勤務時間内に敷地内を訪れる社外の人も対象となる。
2015年01月08日 19時09分 更新 Business Media 誠

 リコーは1月5日より、国内リコーグループを対象に、社内での喫煙、および就業時間内の喫煙を全面的に禁止した。狙いは、同グループで働く人々の健康障害防止・健康増進と、社内における受動喫煙防止だという。

リコーグループ全社員&従業員の他、来所した社外の人も対象

 1月5日より、リコーグループの国内すべての敷地・建物内すべてが全面禁煙となっている。対象となるのは、同グループの国内各社の正社員、役員、契約社員、パートタイマーなど直接雇用関係にある従業員すべて。勤務時間内は社内だけでなく、外出先、出張先、移動中も含めあらゆる場所で社員の喫煙を禁止するという(休憩時間は除く)。また、各社に来所する人も社内禁煙の対象となる。

 同社では昨年まで分煙としていた(就業時間内にたばこを吸っていい場所を定めていた)が、今年からさらに一歩進めて社内全面禁煙を決めた。事前に社員には通知を行っており、必要な人には禁煙を指導したり、禁煙補助薬の購入や治療費の補助をしたりといったフォローをしてきたという。

 同グループでは非喫煙化によって、健康増進と快適な職場環境の整備をさらに進める狙い。「一部対象範囲・期間を限定した特別措置を設けてはいますが、社内では全面禁煙です。敷地内から喫煙所を撤廃しました」(広報部)

リコーが社内・就業時間内の「全面禁煙化」を発表!出張先での喫煙もNG
IRORIO 長澤まき 2015年01月08日 10時58分

リコーが就業時間内の喫煙を全面的に禁止としたことを発表した。

就業時間内が全面禁煙

リコーは7日、本年の1月5日から国内のリコーグループを対象に、「社内および就業時間内の喫煙を全面的に禁止した」ことを発表した。

リコーグループで働く人達の「健康障害の防止」と「健康増進」、社内での「受動喫煙防止」が狙いだ。

来客も禁煙の対象

社内の全面禁煙化は、リコーグループが所有もしくは賃貸する全ての敷地や建物が対象範囲。

リコー関係者だけでなく、リコーグループ各社・各事業所に来所する全ての人が対象となる。

移動中や出張中も禁止

勤務時間内の全面禁煙の対象は、社員や契約社員、パートタイマーなど直接雇用関係を結んでいる従業員。

休憩時間を除く標準勤務時間での喫煙が対象。社内の他、外出先や出張中、移動中などあらゆる場所での喫煙が禁止となる。

保険組合が禁煙をバックアップ

勤務時間内の全面禁煙化のためにリコーでは、健康保険組合の産業医や保健師の指導のもと、禁煙支援を進めている。

また、禁煙のための補助薬の購入補助や治療費補助などの支援を行っているという。

ネット上には賛否両論の声

この発表を受け、ネット上には多くの反響が寄せられている。

勤務時間内の全面禁煙化に賛同・賞賛する声が見られた。

うらやましい
うちの会社もやってくれー!
このような企業が増えてほしい
不健康抑止+タバコ休憩と称したサボリ防止の一石二鳥
いいね!今度の更新時に事務所の複合機をCanon、KYOCERAから、RICOHに切り替えようかな

しかし、ネット上には「やりすぎではないか」という意見も多くみられた。

私は嫌煙派だが、いくらなんでもこれはやり過ぎ
出張先でも外出先でも禁煙をさせるってのは、なんだか奴隷みたい
ストレス社会一服でしないと鬱になるよ!
企業が勝手に個人の趣向を制限するのはどうなのよ人権的に
健康のためなら従業員の自由は微塵もない
新手のリストラ?と思ってしまいました

「外出中や出張中も禁煙」という方針に疑問を感じる声が多くみられた。

ユニ・チャームも就業時間内は禁煙

リコーの他にも、就業時間内を禁煙と定めている会社はある。半導体製造の「ローム」は1998年から同様の規則を実施、「ユニ・チャーム」も2014年4月から就業時間を禁煙としている。

また、地方自治体の中にも「神奈川県の秦野市」や「埼玉県志木市」、「大阪市」など、勤務時間中の禁煙に取り組んでいる自治体がある。

勤務時間中の喫煙での懲戒処分も

職務時間中の喫煙を全面禁止している大阪市では、1年間に50人ほどの職員が停職処分を受けた。処分を受けた職員の中には消防署長も含まれていたという。

また、埼玉県志木市でも、勤務中に喫煙した男性が懲戒処分となっている。

弁護士によると、きちんとした手続きを踏んでいれば、職務時間中の喫煙が懲戒処分の対象となることは違法とはいえないという。

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リコーのプレスリリースを確認してみましょう。

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リコー、国内で社内・就業時間内の全面禁煙化を開始

2015年1月7日
株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、本年1月5日から国内リコーグループを対象に、社内での喫煙、及び就業時間内の喫煙を全面的に禁止といたしました。本施策は、リコーグループで働く人たちの健康障害防止・健康増進と、社内における受動喫煙*防止を狙いとしています。

社内の全面禁煙化に関しては、リコーグループが所有もしくは賃借するすべての敷地・建物内を対象範囲とし、リコー関係者だけでなく各社・各事業所に来所される全ての方が対象となります。また、勤務時間内の全面禁煙化に関しては、休憩時間を除く標準勤務時間での社内、外出先、出張先、移動中を含めたあらゆる場所での喫煙を対象とします。こちらに関してはリコーグループ国内各社全役員と、正社員、契約社員、パートタイマーなど直接雇用関係にある従業員が対象となります。
(ただし、一部対象範囲・期間を限定した特別措置を設けています。)

本施策実施のために、喫煙者への禁煙支援をリコー三愛グループ健康保険組合が産業医、保健師の指導のもと進めてきており、禁煙補助薬の購入補助・治療費補助や、保健指導を行っています。

リコーグループは非喫煙化によって、健康増進と快適な職場環境の整備をさらに進めていきます。

*受動喫煙…喫煙しなくても、周囲のたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙といいます。受動喫煙による健康影響について安全域はなく、その慢性影響として心筋梗塞や肺がん、子どもの呼吸器感染症や中耳炎、乳幼児突然死症候群などのリスクが高まることが明らかになっています。

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というわけで、「休憩時間」にはタバコを吸ってもいいんです。ただし、リコーの敷地外での話です。ゆえに、出張先でも移動中でも、その「休憩時間」で一服すればよいだけのことです。

実際、ロームが同じ措置を取って17年経っているわけですから、そのあたりも参考にして実行可能とリコー側は判断したはずです。当然、その間には労働組合とも話し合ったのでしょうから、外野がとやかくいうことではないと思います。「奴隷」だとか「人権」問題だとか「新手のリストラ」というのはいかがなものかと思えます。

喫煙者が周囲の非喫煙者に受動喫煙被害を与えたり、「タバコ休憩」という名の恣意的なサボりを認めるのは、もはや成人の喫煙率が2割を切った現在、非喫煙者に対して公平とはいえません。喫煙者の権利を認めるなら、非喫煙者こそが「奴隷」になっているといいたくなって、「人権」問題を持ち出して、会社を辞めたくなるでしょう。

これだけ大きな禁煙規則を新年から実施するリコー、英断と高く評価します。


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