夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

井山名人、中国の名人に半目負け

2015年01月10日 04時55分16秒 | 時事放談: 国内編

うーん、半目負けとは、残念。でも、これで井山四冠の世界一がはっきりと見えてきました。

**********

井山名人「最強」逃す 日中韓囲碁
朝日新聞 2015年1月9日05時00分

 中国西安市で開かれていた第4回世界囲碁名人争覇戦(人民日報社、中国囲棋協会主催、朝日新聞社後援)は8日、決勝が打たれ、中国の陳耀ヨウ名人(25)が井山裕太名人(25)に黒番半目勝ちし、初優勝した。日中韓3カ国の名人が「最強」の座をかけて対決する国際大会。日本の名人として初めて決勝に進んだ井山は、準優勝に終わった。

 変則的な計3戦のトーナメントで優勝を争った。井山は第1戦で韓国の朴永訓名人(29)に快勝し、第2戦で朴を破った陳との決勝を迎えた。決勝は中盤、井山の大胆な決断から陣地の囲い合いへと進んだ。精密な読みの要求される終盤、優勢と見られた井山がミスを重ね、逆転負けを喫した。

 ■ルールの違いに泣く

 同じ囲碁でも日本と中国は微妙にルールが違い、今回は、陣地だけでなく盤上で生きている石の多少も争う中国ルールの大会。陣地の多少だけを争う日本ルールの計算方法なら勝ちという特殊なケースだった。

 陳は、10代半ばで世界戦の優勝を争うなど、早くから頭角を現した棋士。主要な大会では一昨年の春蘭杯世界選手権を制している。中国の名人の優勝はこれで3回目となる。

 井山は2010年の第1回、翌年の第2回に続く3度目の出場だった。井山は同い年の陳を海外の棋士としては最も意識してきたという。惜しくも敗れ、「勝つのが非常に大変な相手。それを改めて実感した。勝ちきれなかったのはまだ少し(力の)差があるのだと思う。棋士として、もうワンランク上にいかなければ」と話した。

 (西安=伊藤衆生)

**********

敵地で中国ルールの下打って、半目負け。悔しいでしょうが、相手に不足はなかったはずです。何せ相手は2012年中国ランキング1位で、世界戦を今回を含めて3回制している強豪なのですから。次回は、きっと世界一になってくれるはずです。

井山四冠は、帰国したら、すぐに棋聖戦です。敗戦のショックと旅の疲労が残るでしょうが、ぜひとも防衛に向けてがんばってほしいと願います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リコーの勤務時間内完全禁煙... | トップ | 2014年の日本囲碁界、若手が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 国内編」カテゴリの最新記事