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中国製品に依存するアメリカ社会

2007年07月23日 08時44分12秒 | 時事放談: 海外編
中国製品の危険性を知りつつも、安価な中国製品に頼らなければならないアメリカの現状に関する記事です。

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それでも米国民は中国製品抜きで暮らせない=専門家ら(時事通信) - goo ニュース

2007年7月23日(月)00:28

【ワシントン22日AFP=時事】米国では、有害物質が混入したペットフードや練り歯磨き、危険な玩具、偽薬品など中国製品に対する安全性の懸念が高まり、輸入への反発も起きているが、エコノミストらは、あまりにも広く行き渡っている安い中国製品なしに米国民は暮らせないとの見方を示している。

米国内では中国製品の安全性をめぐる報道を受け、回収、販売禁止の動きが出ており、一方では、自社製品に「チャイナ・フリー(中国製のものは含まれていない)」のラベルを張り始めた企業も現れている。

これに対し、中国製品を買わない試みを家族で1年間続け、それを基に「『メード・イン・チャイナ』抜きの1年間」という本を書いた女性ジャーナリストのサラ・ボンジョーニさんは、この試みで分かったのは米中両国の経済的結び付きだと指摘。「中国製品をもう使わないというのは、携帯電話とか、さらにはテレビなどの必需品を二度と買わないというようなもので、現実的とは思われない」とし、「息子のテニスシューズに70ドル近くも費やすのはやめた。中国製なら10ドルか15ドルだから」と語った。

エコノミストのジョエル・ナロフ氏は、データ的にいえば中国製品を買わなくても米国民は生活できるだろうが、低・中所得層にこれは当てはまらないと話す。

また、メリーランド大学のピーター・モリーチ氏は、米国内の懸念の高まりにもかかわらず、中国の輸出は減速していないと指摘。事態を変えるとしたら、中国製品を最も多く扱っている小売り世界最大手の米ウォルマートを人々がボイコットした場合だけだろうと語っている。〔AFP=時事〕

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ここまでアメリカ経済を牛耳る中国。恐ろしささえ感じます。20年前の日米貿易摩擦の時には日本はペコペコするだけでしたが、中国にはそうする態度すらありません。このふてぶてしさ、日本の外交も見習う必要がありそうです。

とはいえ、個人的には、中国が安全性が完全に保証されるまで、経済的には苦しいですが、買い控えしようと思っています。自衛しないと。

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