すばらしいことです。自衛隊が国際緊急援助隊として他国の不幸を救うのです。中国には、とてもできないこと。どんどんやるべきです。
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自衛隊、フィリピンに1180人派遣へ 過去最大規模に(朝日新聞) - goo ニュース
2013年11月15日(金)19:58
マニラにいる医療部隊約20人は、15日にはセブ島に入る予定。当面はセブ島での医療活動にあたる。
自衛隊1180人に増員=過去最大、フィリピン支援へ(時事通信) - goo ニュース
2013年11月15日(金)19:13
小野寺五典防衛相は15日夕、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンで被災地支援に当たる自衛隊を現在の約50人から約1180人に増員する行動命令を出した。国際緊急援助隊として派遣される自衛隊員としては、インドネシア・スマトラ沖地震の際の2005年1月以降に派遣した925人を超えて過去最大規模となる。
フィリピン政府は15日、日本政府に対して援助部隊の拡充を受け入れる意向を伝達。防衛省は艦船3隻、輸送機など航空機8機、ヘリコプター6機を追加派遣する。3隻の艦船は18日に広島県の海上自衛隊呉基地を出港し、22日にも現地に到着する見通しだ。
比台風被害に手厚い支援=米と連携、中国にらむ―安倍政権(時事通信) - goo ニュース
2013年11月14日(木)18:42
安倍政権が、台風30号で被災したフィリピンへの支援策を矢継ぎ早に打ち出している。国際緊急援助隊として過去最大となる1000人規模の自衛隊派遣方針を表明したほか、機密扱いの情報収集衛星データを基にした地図を提供。東日本大震災で同国から受けた支援への返礼の意味合いがあると同時に、中国の影響力が増す東南アジア地域で日本の存在感を示す狙いもある。
菅義偉官房長官は14日午後の記者会見で、自衛隊派遣の意義について「日本は大震災で多くの国々から援助を頂いた。(フィリピンは)友好国でもあり、こうした災害のときは全力で支援するのは大事なことだ」と説明した。
政府は医療支援などを目的に、自衛隊員50人を既に派遣。1000人規模の増員準備も終えており、フィリピン政府と具体的な調整を進めている。海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦「いせ」など艦船3隻と、CH47大型輸送ヘリを派遣する予定だ。
日本の情報収集衛星の画像情報に基づく被災状況の推定地図を提供したのも、異例の対応と言える。衛星が収集したデータは機密扱い。画像そのものではないとはいえ、こうした地図を外国政府に提供するのは初めて。政府内に慎重論もあったが、安倍晋三首相が決断した。
首相は、自衛隊の海外活動など国際社会での日本の役割拡大を目指す「積極的平和主義」を提唱する。一連の支援について、首相周辺は「まさに積極的平和主義だ。こういうときこそ日本の果たすべき役割がある」と力説する。
米軍も、沖縄駐留の海兵隊を垂直離着陸輸送機オスプレイで派遣し、空母「ジョージ・ワシントン」も投入するなど、大規模な救援活動を展開。日米としては、南シナ海の領有権をめぐりフィリピンと対立する中国をにらみ、連携をアピールする思惑もありそうだ。
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日本も空母を持っていたら、こんなときに役立つのにと思ってしまいます。アメリカは、ジョージ・ワシントンですから。
とはいえ、こういう国際協力はすばらしいこと。安倍政権は、積極的に立ち回り、日米同盟を強化し、フィリピンとの関係もよりよいものにし、対中包囲網を作らないといけません。
それにしても、現地に行かれる自衛官諸氏の献身ぶりには頭が下がります。にもかかわらず、これだけ自国民のみならず、他国民のために命を犠牲にする諸氏を「暴力装置」と考える政党や政治家がまだいるのですから、恐ろしい限りです。自衛官諸氏の社会的待遇をよくすることをわれわれ日本国民は、真剣に考えないといけません。
自衛官のみなさん、ご苦労様です。がんばってください。
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