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ルールを守って自転車に乗ろう

2010年11月22日 09時30分12秒 | 時事放談: 国内編
サイクリングを趣味にする人間として、哀しくなる現実です。

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マナー守られぬ自転車 歩行者と事故、10年で3.7倍(朝日新聞) - goo ニュース

2010年11月22日(月)07:01

 歩行者を巻き込む自転車の事故が絶えない。昨年は全国で2934件。10年間で約3.7倍に増えた。自転車は幅広い年齢層が愛用するが、マナーが守られているとは言い難い。「エコブーム」で自転車人気はさらに広がるが、万一に備えた保険の加入率は上がらず、専用レーンなどの整備も進んでいない。

■一瞬の油断、命奪う

 「禁固2年執行猶予3年」――。12日、東京地裁が43歳の男性会社員に有罪判決を言い渡した。1月に自転車で走行中、東京都大田区の交差点で75歳の女性とぶつかった。女性は転倒して頭を打ち、5日後に死亡した。

 男性はサイクリングが趣味で、多摩川に向かう途中だった。車道の左側を走っていたが赤信号に気づかず、横断歩道を左から渡ってきた女性とぶつかった。5メートル手前で女性に気づいてブレーキをかけたが間に合わなかった。

 普通の会社員から刑事被告人に。「慎重な性格だったのに」と、昨年結婚したばかりの妻も肩を落とす。夫婦で近くの神社に通い、犠牲者の冥福を祈るしかなかった。

 一方で、遺族の悲しみは癒やされない。「私は被告人に母を殺された」。女性の長男で会社員の東光宏さん(40)は重い処罰を望んだ。

 自転車事故で適用される罪は多くの場合「重過失致死罪」。最高でも5年の懲役か禁固だ。「ならばせめて実刑を」と裁判で訴えたが、受け入れられなかった。判決を聞き、東さんは法廷で「不満です」と声を上げた。

■守られぬマナー、検挙急増

 警察庁によると、自転車と歩行者の事故は1999年は801件だったが、翌年に1827件に急増。最近は2千件台の後半で推移している。

 交通事故全体は減る傾向だが、自転車事故は2009年に15万6373件(21.2%)あり、全体に占める割合は増えている。

 信号無視など自転車側に違反があった割合は66.7%死亡事故に限ってみると74%とさらに高くなり、マナーの悪さが目立つ。被害も深刻だ。死者数は695人に及び、64%は65歳以上の高齢者だ。

 最近では、携帯電話で通話やメールをしながら運転していたケースや、簡単にスピードが出やすい電動自転車の事故も目立つという。

 事故が増えた原因について警察庁は、「自転車が通行する環境の悪さなどが指摘されているが、原因は検証できていない」という。だが警察関係者は「免許が不要で手軽に乗れる半面、ルール順守の意識がまだまだ低い」ことが背景にあるとみて対策に乗り出している。

 全国の警察による自転車事故の検挙件数は05年は326件だったが、09年は1616件と5倍近くに増えた。

 また警察庁は08年に30年ぶりに教則を改正。走行中にヘッドホンで音楽を聴く行為や携帯電話の使用、傘差しなども禁止と明示した。自治体とも協力し、交通安全講習の回数を増やすなどしている。(佐々木学、歌野清一郎)

■意外に守られていない? 「自転車安全利用5則」(政府の交通対策本部作成)

1)自転車は車道が原則、歩道は例外

2)車道は左側を通行

3)歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行

4)安全ルールを守る(飲酒運転・2人乗り・並走の禁止/夜間ライト点灯/交差点での信号順守と一時停止・安全確認)

5)子どもはヘルメットを着用

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まずもって、自転車での歩道走行と逆走(右側走行)は絶対にやめるべき。これが、歩行者と自動車のドライバー、そしてきちんとルールを守って走る自転車乗りにとっても、どれだけ不愉快に思っているか、認識してもらわないと困ります。。

信号を守るのも、当然。みんなでルールを守って楽しく自転車に乗らないと。日本人のモラルが問われています。

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