明治は、銭湯などで「フルーツ牛乳」として親しまれた瓶入りの清涼飲料水「明治フルーツ」(180ミリリットル入り)の販売を4月1日に終了する。1958年発売で長年のファンも多いが、売り上げが減っており、瓶入りの販売は終えることになった。瓶入りに代わり、ペットボトル入りの「フルーツ」(220ミリリットル入り)が一部地域で発売される。

 明治フルーツは、リンゴ、バレンシアオレンジ、パイナップル、洋ナシ、バナナ、レモンの6種類の果物と乳製品を入れた飲料。銭湯では風呂後の1杯に親しまれていた。

 ペットボトル入りの「フルーツ」は3月18日から、関東、中部、関西地域の自動販売機や宅配で販売する予定。明治フルーツと同じ6種類のフルーツで構成しているが、配分量などが違い、風味は「さわやか」から「まろやか」に変えたという。

 やはり銭湯でおなじみの瓶入りの「明治コーヒー」(180ミリリットル入り)の販売は続ける。(佐藤亜季)

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「風呂上りは、ビール!」となってからは、フルーツ牛乳との縁が切れてしまいました。ゆえに、フルーツ牛乳は、遠い子供のときの記憶の中にしかありません。

4月1日までに銭湯に行って、一度は飲んでみることにします、フルーツ牛乳。