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スパコン「京」、ビッグデータ解析能力で、3期連続世界一

2016年07月16日 06時20分10秒 | 時事放談: 国内編

日本の科学技術力は、世界に冠たるもの。ぜひとも、この連覇を続けてもらいたいものです。

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スパコン「京」、3期連続で1位に…理研

 理化学研究所などは13日、スーパーコンピューター(スパコン)の大規模データ処理能力を競う国際ランキング「グラフ500」で、理研のスパコン「京(けい)」(神戸市)が3期連続で1位になったと発表した。

 2位は中国、3位は米国のスパコンが続いた。グラフ500は2010年に始まり、年2回発表されている。これとは別に、スパコンの計算速度を競う「TOP500」では、京の最新順位は5位となっている。

スパコン「京」、ビッグデータ解析は世界1位 3期連続
朝日新聞 2016年7月13日15時10分

 スーパーコンピューターの性能の世界ランキングのうちビッグデータの解析性能を競う「グラフ500」で、理化学研究所にある「京(けい)」(神戸市)が3期連続で1位となった。理研などが13日発表した。1位は通算4期になった。2位は中国、3、4位は米国、5位はドイツのスパコンだった。一方、計算速度を競う別のランキング「トップ500」の最新順位だと、京は5位となっている。

 グラフ500は2010年に始まったランキング。インターネット上で「誰と誰がつながっているか」など、ビッグデータと呼ばれる大量のデータを解析するときに必要な性能を競う

祝!世界一!日本のスーパーコンピューター「京」、3連覇あらためて報告

京、がんばった

スーパーコンピューターの世界ランキング「Graph500」で、この6月に日本の「京」が3連覇を果たした。京を開発する理研が正式に報告し、今後の方針も発表した。

Graph500は、「ビッグデータ」と呼ぶ大量の情報を処理するのに重要な「グラフ解析」の性能を競う取り組み。2015年11月以降、3期連続で京が1位。通算4期目となっている。継続したアルゴリズムやプログラムの開発によって性能を飛躍的に向上させた成果だ。

京は、科学技術計算でよく使う規則的な行列演算だけでなく、不規則な計算が大半を占めるグラフ解析でも優秀だと、あらためて証明したかたち。

幅広い分野に対応できるスーパーコンピューターとしての「汎用性」の高さをあらわしており、特定のランキングで高得点を出すだけのシステムではないと考えられる。

理研は「この記録は神威太湖之光などの新しいシステムに比べても大幅に高いスコア」と胸を張る。

中国もあなどれず

Graph500ランキング上位の一覧

Graph500ランキング上位の一覧

京はライバルに大差をつけたが、今後も改良に力を入れる

だが2位に入った神威太湖之光もあなどれない。最近、鮮烈な登場をかざったこの中国のスーパーコンピューターが、計算能力のみを競う「TOP500」で1位を獲得しただけでなく、Graph500でも一定の力を示したのは注目に値する。

まだグラフ解析において京との性能差は大きいとはいえ、神威太湖之光もまた「汎用性」を備えているようだ。今後は熾烈な競争になるかもしれない。

京は引き続き改良を進め、アルゴリズムやプログラムの開発でさらなる性能向上をめざす。また一方で現実社会の課題解決や、科学分野の基盤技術へ貢献するための研究開発にも力を入れるとしている。

日本のスパコン「京」、スパコン性能ランキング「Graph500」で3期連続で1位

九州大学東京工業大学理化学研究所、スペインのバルセロナ・スーパーコンピューティング・センター、富士通による国際共同研究グループは7月13日、2016年6月に公開されたビッグデータ処理(大規模グラフ解析)に関するスーパーコンピュータ(スパコン)の国際的な性能ランキング「Graph500」において、日本の「京(けい)」が、2015年11月に続き3期連続で1位を獲得したことを発表した。

Graph500は2010年より始まったスパコンランキングで、グラフの幅優先探索(1秒間にグラフのたどった枝の数、Traversed Edges Per Second:TEPS)という複雑な計算を行う速度で評価され、計算速度のみならずアルゴリズムやプログラムを含めた総合的な能力が必要とされる。

今回の測定で用いられたのは京のノード8万8128台のうち8万2944台で、約1兆個の頂点を持ち16兆個の枝から成るプロブレムスケールの大規模グラフに対する幅優先探索問題を0.45秒で解くことに成功し、ベンチマークのスコアも38.621GTEPSを達成したという。

また2位には、今回のTOP500で1位を獲得した93.01PFLOPSの性能を達成した中国 無錫国立スーパーコンピューティングセンターの「神威 太湖之光(Sunway TaihuLight)」がランクインした。ノード数は4万768台で23.756GTEPSを達成しており、これで神威 太湖之光がTOP500のみならず、Green500で3位、Graph500で2位と、さまざまな測定で高い性能を発揮できることが示された形となった。

なお研究グループでは、大規模グラフ解析においては、アルゴリズムおよびプログラムの開発・実装によって性能が向上する可能性があるため、今後もさらなる性能向上を目指していくとしているほか、実社会の課題解決および科学分野の基盤技術への貢献に向け、さまざまな大規模グラフ解析アルゴリズムおよびプログラムの研究ならびに開発を行っていく計画としている。
 
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アホな民進党の元大臣が「2番ではいけないんですか」と発言したときから、幾星霜。「京」は、しっかりと1番になって頑張ってくれています。中国の「神威 太湖之光」が急成長していますが、ぜひとも負けないように技術革新に励んでもらいたいものです。
 
科学技術力こそ、国を救う大切な力です。この分野での日本の優位性を世界に示し続けてもらえれば、日本の未来も明るくなります。科学者の皆さんには、ぜひともがんばってほしいですし、国も必要な財政援助を惜しまないでほしいと願う次第です。

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