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中途半端な京都府のタクシーの禁煙化

2009年03月02日 07時22分49秒 | 離煙ニュース: 国内編
京都府のタクシーが全面禁煙にならないのは、解せません。

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禁煙タクシースタート

 府内で最大のタクシー会社組合「京都乗用自動車協会」(伏見区)が提唱する車内での全面喫煙禁止が1日、始まった。府内で走る約9500台のタクシーのうち、協力するのは7割強の7000台程度と見込まれる。乗客、運転手双方から歓迎や不満、困惑など様々な声が上がり、定着化に向けてはまだまだ時間がかかりそうだ。

 同協会などによると、禁煙タクシーの内訳は協会加盟を中心とする法人タクシーが約6500台で、個人タクシーが約500台という。

 この日朝、多くの車がロータリーに詰めて客待ちするJR京都駅北側(下京区)では、大手タクシー会社の幹部らが啓発ティッシュを客に配り、「今日から喫煙できません。ご協力をお願いします」と呼びかけた。

 法事で京都に来たという高松市の無職森野勝二さん(71)は「タクシーに乗るたび、においが気になって不快だった。早く全国的に全面禁煙にしてほしい」と歓迎。逆に愛煙家という東山区の無職田中高幸さん(74)は「タクシーの中ではリラックスできたのに……。さらに肩身が狭くなった」と残念そうだった。

 また宇治市のJR宇治駅前で客を待っていたタクシー運転手、和久吉則さん(64)は「たばこのにおいを嫌がる乗客が増えている。禁煙化で観光客や住民の乗車回数や距離が伸びるのではないか」と期待を寄せた。

 一方、府北部は、協会に属さない大手もあり、禁煙の動きは南部より鈍い

 舞鶴市や福知山市などで10営業所を展開する府北部最大手の日本交通(日交タクシー、福知山市)は協会に非加盟で、禁煙化には踏み切らなかった。「利用客の利便性を考えると、吸わないようにと言うのは難しい」という。

 京都タクシー(舞鶴市)、峰山自動車(峰山タクシー、京丹後市)といった協会加盟社も「たばこを好む客とのトラブルになりかねない。同業者の足並みがそろうまで様子を見る」と慎重姿勢を見せる。

 全国乗用自動車連合会によると、全国ではすでに31都県で原則として全面禁煙化が図られており、府内の取り組みは遅れていたといえる。

 約2年前から各タクシー会社に禁煙導入を呼びかけてきたNPO法人「京都禁煙推進研究会」の田中善紹理事長は「修学旅行生を始め多くの観光客が訪れる土地柄であることをもう少し自覚すべきだ。まだ禁煙化がすべてのタクシーに行き渡っておらず、できるだけ早期に本当の意味での全面禁煙を実現してほしい」と話す。

 府健康対策課によると、3年前に府が行った調査では府内の成人の喫煙率は男性32・8%、女性7・8%。国の同種の調査では全国平均は男性が39・9%、女性は10・0%で、府は全国よりやや低い傾向だった。

(2009年3月2日 読売新聞)

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大阪府でさえ禁煙にしているのに、どうして京都府ではそれが浸透しないのか。この記事では述べられていない問題が隠れているのでしょうか。

日本有数の観光地のタクシーの禁煙化がここまで遅れているのは、異常。タバコ臭くないタクシーで府全体を楽しみたいものです。

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