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だれが、横浜港を大型客船が着岸できないようにした

2014年03月17日 04時38分32秒 | 時事放談: 国内編

どうして客船の大型化を予測できなかったのでしょう。こういうチグハグなところが、日本の行政の甘さです。

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英の豪華客船、干潮狙いギリギリ通過 横浜ベイブリッジ(朝日新聞) - goo ニュース

2014年3月17日(月)01:21

 豪華客船「クイーン・エリザベス(QE)」(長さ294メートル、9万900トン)が16日深夜、横浜港に初めて入港した。QEの高さは56・6メート ルで、港の入り口に位置する横浜ベイブリッジ(満潮時の高さ55メートル)の下を通れない。そのため、海面が2メートルほど下がる干潮時を狙ってベイブ リッジをくぐり抜けた。

 国内初入港となった鹿児島港を15日夕に出たQEは16日午後11時過ぎ、横浜ベイブリッジの橋げたギリギリをゆっくりとくぐり抜け、大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)に着岸した。丸1日停泊し、再び干潮時の17日深夜に出港する。

 客船の大型化で、過去にはベイブリッジをくぐれず、やむなく手前にある貨物用の大黒ふ頭(同市鶴見区)に着岸させたケースもあった。市は今回、「有名な船だから、表玄関をくぐってもらって歓迎したい」(担当者)と、異例の作戦に踏み切った。

QEあす初入港、ベイブリッジ干潮時に通過/横浜(神奈川新聞) - goo ニュース

2014年3月15日(土)04:30

  横浜ベイブリッジより高い豪華客船「クイーン・エリザベス」(QE、9万900トン)が16日深夜、ベイブリッジをくぐって横浜港大さん橋国際客船ター ミナル(横浜市中区)に初入港する。潮位が下がる干潮時に通過するという横浜港では異例の手法を取る。入港を希望する運航会社に対して市が提案したものだ が、客船の大型化に対応しきれていない横浜港の現状をあらためて浮き彫りにしたともいえそうだ。

 市港湾局によると、運航するキュナード・ラインが「3月17日に横浜に入港したい」と要望。同局は、人気の高いターミナルにと考えた。

  ただ海面からの高さは、QEが56・6メートルに対し、ベイブリッジは橋下まで55メートル。そこで満潮時(最大2・3メートル)より2メートル潮位が下 がる16日午後11時台ならば、くぐって入港することが可能と回答したところ、キュナード・ラインが了承したという。入出港とも同じ手法で通過する。
 
  そもそもベイブリッジの高さは、2代目の「クイーン・エリザベス2」(7万327トン、高さ51メートル)など、 横浜港に入港していた大型客船が通過できることなどの観点から設定された。だがその後、客船はさらなる大型化の時代に突入。市にとっては超大型客船がベイ ブリッジをくぐれないという課題が新たに浮上した。
 
 昨年5月に初入港した大型客船「ボイジャー・オブ・ザ・ シーズ」(13万7276トン、高さ63メートル)もその1隻。ベイブリッジをくぐれず、外側の大黒ふ頭(同市鶴見区)の貨物用岸壁に着岸。市は出入国客 用の手続き場所をふ頭から離れたパシフィコ横浜(同市西区)などに設置し、乗客はピストン輸送する市営バスで移動した。「みなとみらい21地区が目の前で 『買い物しやすかった』との声があった」一方で、ターミナル周辺とは違う物流現場の景色に「殺風景だった」との不満の声もあったという。
 
 高さが寄港に影響した例も。キュナード・ラインは11年、高さ62メートルの豪華客船「クイーン・メリー2」(15万1400 トン)の寄港地を横浜から大阪に替えた09年から2年連続で大黒ふ頭に着岸したが、乗客から不満が出たのが理由だった。
 
  今回の手法について「根本的な解決策にはならない」と同局。今年に改定する予定の横浜港港湾計画で、ベイブリッジの外にある本牧ふ頭(同市中 区)のA岸壁を超大型船が優先的に着岸できる多目的岸壁に転換することを盛り込む。同局は「客船会社の要望にできる限り応えられるようにしたい」としてい る。

 ◆クイーン・エリザベス

 世界で最も有名な豪華客船の名前を受け継ぐ3代目の客船。客船会社 「キュナード・ライン」が運航する。2010年10月に就航。全長294メートル、乗客定員は2068人。1月10日に英国・サウサンプトンから120日 間のワールドクルーズに出航し、米国、オーストラリア、鹿児島などに寄港した後、横浜港に入港する。予定時間は入港が16日午後11時40分、出港が17 日午後11時。
 
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横浜港に大型客船が着眼するから、絵になります。たとえ本牧にきれいな施設が出たとしても、それがいかほどのものか。ベイブリッジを建設したときの設計経緯を改めて知りたくなります。
 
いまさらベイブリッジを改築するというわけにはいかないでしょうが、これからも客船の大型化は進むわけですから、真剣に反省してもらいたいものです。

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