インドの禁煙政策を日本も見習おう

インド政府が、思い切った禁煙政策を実施します。

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09/10/2008 07：15 AM
インド 10/2より公共の場が禁煙に -会社施設内は雇用主にも罰金　（インド新聞）

　インド政府は9日、10月2日から国内すべての公共の場で、禁煙が実施されることを明らかにした。

　連邦政府保健大臣アンブマニ・ラマドス氏は9日、ホテル、レストラン、オフィスはすべて禁煙の対象となると説明している。

　禁煙法（National Tobacco Control Act.）施行後は同法に基づき、違反者に罰金200ルピー（約482円）が課される。

　同大臣はニューデリーで開催されたたばこ学会で「禁煙法施行直後の罰金は200ルピーに抑えているが、今後同法を改正し、罰金を1,000ルピー（約2,400円）に引き上げる計画。また従業員が会社の施設内で喫煙した場合、雇用主にも罰金が課される」と述べた。

　また、政府は8月に閣僚グループの承認を受け、12月1日からすべてのたばこの包装に警告マークの表示を義務付ける旨の通達を行った。

　警告マークは、閣僚グループの承認を得て使用され、包装の約40％を占める大きさであることが定められている。同法施行から約1年経過後、多種類のマークの導入も検討されるという。

　インド政府は、禁煙への取り組みを学校保健プログラムの中核とする計画である。WHOの調査によれば、学童・生徒の14.1％が喫煙しており、大きな問題となっているという。

2008/09/09 05:24PM（ニューデリー発）

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こういうことを考えるほどインドの健康状態がよくないということではありましょうが、それにしてもこのすばらしい実行力。こうしたことができない日本は、ますますインドに追い上げられ抜き去られ、そして差をつけられて行くのではないでしょうか。

国家百年の計として、日本でも一日も早い包括的禁煙政策が定着することを切に願いたいものです。